生後間もない赤ちゃんを子育てしていると、赤ちゃんがいきなりビクッと手を動かした経験はありませんか?
もしかしたら何かの病気ではないかと、心配された事と思います
でも安心して下さい!
これは【モロー反射】と呼ばれているもので、生後間もない赤ちゃんに多く見られる現象で、ほとんどの赤ちゃんが経験します
このモロー反射は、ある一定の期間が過ぎると見られなくなるのが一般的です
ですがある一定の期間が過ぎても、モロー反射の現象が残る子供もまれにいます
この記事では、昔からモロー反射が残る子供=発達障害と考えられてきましたが、実はあまり心配しなくても大丈夫ですよ、という事を書いています!
モロー反射が無くならず、我が子が発達障害ではないかと心配でいるあなたこそ、この記事を読んで安心して欲しいです!
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モロー反射とは
モロー反射とは外部の刺激に対して赤ちゃんが起こす行動で、大きな音に驚いたり手足をびくつかせてみたり、抱きつくような動きをする事です!
モロー反射は起こりやすい場面というのがありますので、今から紹介する場面と照らし合わせてみて下さい。あなたのお子さんがする動きは、モロー反射での反応なのかが分かると思います!
- 寝ている時
- 急に大きな音に驚いたとき
- 強い光に反応した時(外の光を急に浴びた時など)
- いきなり高い場所から低い場所に移動した時
上記の様な場面で多くみられます
どうですか?
あなたのお子さんはこのような時、急にビクッと動く事はありますか?
もし当てはまる場合お子さんは、モロー反射の影響で急に動いているのかもしれませんね
この動きは赤ちゃん特有の反射作用で、赤ちゃんが生まれた時から持っている動きなので、病気でもなんでもなく、赤ちゃんの頃には誰しも起こるので、安心しましょう!
このモロー反射は、むしろ赤ちゃんが順調に成長しているという事なので、モロー反射について心配することはありません
モロー反射と発達障害は関係性があるのか?
まず最初に言っておきますが、【モロー反射=発達障害】と考える必要は全くありません!
あなたも知り合いなどから、『モロー反射が長引いている子は発達障害らしいよ』と言われた経験がありませんか?
こんな事言われたら、私の子って発達障害だったらどうしよう…
ってなりますよね?
でもこれって、実は間違った情報が定着してしまったものなので、モロー反射と発達障害の関係性は、低いと考える事が出来ますので安心して下さいね!
何故このように間違ったイメージが備わったかを考えてみましたが、てんかん発作や感覚の過敏反応が、発達障害やモロー反射に似ているため、【モロー反射=発達障害】と間違ったイメージが、植え付けられてしまっているからかもしれません
ですからもしあなたのお子さんが、発達障害ではないかと悩む心配はありませんよ!
モロー反射っていつまで続くのか?
モロー反射が続く期間として、一般的に言われているのは生後4か月~半年位の間までと言われています
モロー反射は赤ちゃんの首が座ってくる頃から少なくなり、そこから少しずつ見られなくなっていきます。赤ちゃんの首が座り始めるのが生後3か月位ですので、この頃からモロー反射は少なくなっていくでしょう
私には双子の娘がいるのですが、体が小さく成長が遅かったせいか、モロー反射が見られなくなったのは、およそ5か月を過ぎてからでした
友人の子供は4か月位で、モロー反射の反応は出なくなったと言う人もいましたので、モロー反射が見られなくなるおよその目安としては、生後4か月~半年位と考えると良いと思います!
※あくまでも、子供は一人一人成長のスピードが違いますので、およその目安と考えて下さい!
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モロー反射で子供が大泣きした時の対処法
モロー反射は赤ちゃんであれば、誰しも起こる反応と言いましたが、モロー反射が原因で赤ちゃんが大泣きしてしまう時って結構あるんですよね
我が家の双子の娘は泣き虫だったせいか、モロー反射に赤ちゃん自身が驚いてしまい、よく大泣きしていました
あの大泣きって親にとってすごく大変で、悩みの種の1つでもあります
生後間もないころの親は、寝不足が続いている中で育児をしていると思います。この記事を読んでいる、あなた自身もそうだろうと思います…
そんな時に試してみてもらいたい方法は、タオルなどで赤ちゃんをおくるみしてあげて下さい!
出産後に病院から帰る時、赤ちゃんを包んで帰ったアレです!
赤ちゃんはお腹の中にいる環境に近いほど安心感を抱くので、その環境に近づけてあげると赤ちゃんは安心して、大泣きすることが少なくなりますよ
しかも赤ちゃんは体温調節がまだまだ上手では無いので、おくるみを使えば安心感を与えてあげるだけではなく、健康管理にも役立って一石二鳥なんです!
経験上から言うと、絶対おくるみは使った方が良いです!
おくるみはバスタオルでも代用できる
私は使った事がありませんが、専用のおくるみを使っている人もいますね。専用の物を使えば、モロー反射を防止出来るだけではなく、うつぶせになってしまう事故なども、同時に防止できるものもあるようです
ですが私はそこまでせず、バスタオルをおくるみ替わりにしましたが、その代わり肌触りの良いものを選ぶようにしました!
大人でもそうですが肌触りの良いものは、肌に触れるとそれだけで幸せを感じませんか?
赤ちゃんも同じですし、大人以上に肌は敏感です!
専用のおくるみを使わないのであれば、肌触りの良いもので代用してあげて下さい。出来ればこれだけは、妥協しない方が良いです(双子の子育ての経験上)
我が家の双子も、肌触りがイマイチのタオルでおくるみしていた時期が一時あったのですが、あまり泣き止まずおくるみの効果としてはイマイチでしたね…
そこで少しお高めなタオルで包んであげる様にしたら、安心したのかあまり泣かないようになりました
子育てはお金がかかってしまうので、お財布と相談しながら専用のおくるみにするのか、それとも我が家の様にバスタオルで代用するのか決めるのも良いかと思います
大事な事なのでもう一度言いますが、バスタオルで代用する場合は肌触りの良いものを選んでおくるみにして下さいね!
↑これはおくるみを使う時の大事なポイントですよ!
モロー反射なのか他の病気なのか区別がつかない時は
冒頭でモロー反射は、てんかんや感覚の過敏な病気に似ていると言いました
その為、一見モロー反射と思っていても、実はてんかんだったと言う事例もあります
必ずしも全員がそうでは無いですが、中にはピロー反射ではなく、違う病気の可能性もある訳です
特にてんかんの症状は、モロー反射と非常によく似ていて、お医者さんでも見分けるのが難しいと言われています。詳しく検査すると脳波やMRIなどを使って、モロー反射なのかそうでは無いのかが分かるそうです!
もしどうしても心配な場合は、お医者さんに相談して詳しい検査を受けてみましょう
※くれぐれもモロー反射=発達障害と誤解はしないでくださいね!
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赤ちゃんは不思議な行動を取るのが当たり前
よく周りから赤ちゃんの行動について、相談を受ける事があります
『うちの子○○するんだけどこれって変なのかな』
『○○するのって正しい行動なのかな?』
こんな感じで相談を受ける事があるのですが、あまり心配しすぎるのはやめましょう!
初めての子育てであれば、なおさら心配になるかと思いますが、そもそも赤ちゃんの動きだったり行動って、親から見ると不思議な事ばっかりなんですよ
良く動く子供もいれば、そうでもない子供います
泣いてばかりな子もいれば、笑ってばかりな子だっているんですよね
赤ちゃんって一人一人性格も違いますし、好みも違います。心配なのは分かりますが、あなた自身がネガティブになりすぎない方が良いですよ!
親の不安って赤ちゃんにモ伝わってしまうんですよね…
ネガティブに考えないで、むしろ赤ちゃんの行動の一つ一つを、楽しんだ方が良いです
ちょっと変な行動を取ったからと言って、それは赤ちゃんの個性だと考えると、子育てがずっと楽しくなりますから!
まとめ
子育てって初めてであればあるほど、心配な事って尽きませんよね
私もそうでした
言葉を話せない分、親が感情を読み取ってあげないといけないので、親は特に気を使います
ましてや初めての事は経験が無いので、どうしたら良いのか分からず心配事が、どんどん増えてしまうんですよね
寝不足で体力的に弱っている時に、精神的な疲れはさすがに堪えて辛いですよね…
そこに昔から言われている、モロー反射が長引く=発達障害と言う間違った情報は、新米の親をさらに心配にさせますよね?
ですがモロー反射は赤ちゃん皆が経験することですし、その行動が見られなくなる時期も、個人差がありますので安心して下さい!
早い遅いは気にしないようにしましょう!
どうしても気になるなら病院で詳しく検査してもらえば良いのですから
発達障害はではないかと心配するよりも、我が子の個性と考えて、子育てを楽しんじゃいましょう!
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