新たに子供が出来ると、ついついそっちに手がかかってしまい、お兄ちゃんお姉ちゃんが赤ちゃん返りをしてしまう事ってありますよね?
赤ちゃん返りと言うと、幼少期に起こるものと言うイメージがありますが、実は中学生や高校生になっても起こる事があるんです!
ふとした瞬間に赤ちゃん返りをしてしまう娘(高校生)に対して、どうしたら良いのか分からない
そんな人も多いのではないでしょうか?
この記事では
- 高校生でも赤ちゃん返りってするの?
- 赤ちゃん返りが起こる理由が知りたい
- 赤ちゃん返りの具体的な行動はどんなの?
- 赤ちゃん返りが起こったときの対処法を教えて
- 高校生で赤ちゃん返りが起きた時に気を付けないといけない事は何?
こういった疑問に答えていきます!
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高校生でも赤ちゃん返りは起こるの?
赤ちゃん返りは幼少期だけでは無く、高校生でも起こります
特に高校生になったばかりや、クラス替えなどで、新しい環境に上手く馴染めていない場合でも、赤ちゃん返りは起こってしまいます
名前の通り幼少期に起こるのが一般的ですが、なかには中学生や高校生の様に、一見起きそうもない年齢であっても、実際は赤ちゃん返りをしてしまう子どもがいます
高校生で赤ちゃん返りを起こす理由
高校生で赤ちゃん返りを起こす原因は、今までと生活環境が変わってしまうことで、それに対応しきれていない事が大きな原因です
例えば高校生になったばっかりで、新しい環境(クラス)に馴染めていないがことなどが該当します
クラス替えで、親しい友人と離れ離れになってしまった場合なども、赤ちゃん返りを起こす原因と言われています
赤ちゃん返りはストレスがたまり、心が疲れてしまった時に起こりやすい症状です
娘さんは赤ちゃん返りを起こしているのは、あなたに対して何かを気付いてもらいたいと思っています
子供が親に対して赤ちゃん返りを見せるのは、一番頼れて信頼を寄せているあなたに助けを求めているという事です!
比較的気付きやすい赤ちゃん返りもあれば、あまり気づきにくい変化もありますので、子供の様子を日ごろからよく観察していましょう!
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高校生での赤ちゃん返りの行動例
親が近くにいる場合は気分が落ち着いていても、親が仕事に行って近くにいない場合など、赤ちゃん返りを起こしやすいので、覚えておきまましょう
高校生で多く見られる、赤ちゃん返りの具体的な例を紹介していきますので、我が子が該当するかどうか、チェックしてみて下さい!
何気ない行動や、一見普通なんだけど、実はあなたにヘルプ信号を出している行動もありますので、子供の様子をしっかりと観察してみましょう
①常に親のそばを離れない
これは赤ちゃん返りの代表的な行動の1つです
親と一緒にいる事で、安心感を得たいと考えるためです
例えば台所で食事を作っている時に、母親の近くで参考書を読んでみたり、親が洗面所で歯磨きをしているそばで、スマホをいじっていたり、とにかく親の近くに居たがる場合、赤ちゃん返りを起こしている可能性があります
高校生の娘さんには、こういった症状が無いか、普段から様子を観察しておきましょう!
②仕事に行くときにとても寂しそうな顔をする
今までは、親が仕事に出かける時に見送ることなんて少なかったのに、急に見送りをするような場合、赤ちゃん返りが始まっているかもしれません
今までは『行ってらっしゃい』くらいの見送りだったのに、玄関出た後まで見送りするようならば、赤ちゃん返りの可能性が高いです!
親のそばを離れたくないと考えているために、親が仕事に行ってしまうのが不安なんですね…
なので親が仕事に行ってしまうと『寂しいな…』『不安だな』という感情が出てきて、見送りの際にとっても寂しい顔をしているんですよね
高校生の娘さんは、親が仕事に行かないといけないのも理解しているし、『一緒にいて欲しいけど実際は無理だ』ということもしっかりと理解しています
寂しそうな顔で毎日見送りをしてくるようならば、赤ちゃん返りをしていると考えて良いでしょう!
③『何時に帰ってくる』と連絡が毎日来る
夕方になると、娘さんから『何時に帰ってくるの?』とLINEが毎日来るようならば、赤ちゃん返りを起こしていると考えていると良いでしょう!
赤ちゃん返りを起こしている時は、不安感が大きいので、親と四六時中一緒にいたいと考えています
日中は仕事や学校で離れ離れになるのをグッと我慢していたけど、夕方になると押し殺していた不安感が爆発してしまい、親の帰宅時間が分からないと、不安で不安で仕方が無いのです
親の帰宅時間が分かれば、『あと1時間でお母さんが帰ってくるな』と言う目安になるので、具体的な目安があれば我慢がしやすくなるんですね
逆を言えばここまでしないと、不安感に押しつぶされてしまうくらい、心が弱っている状態とも言えます
普段から子供とLINEをしている親は、いつもどうりの会話だと勘違いしてしまいやすいので、注意して下さいね!
④一緒の布団で寝たいと言ってくる
子供が小さい内は、一緒の布団に入って寝ることが多かったと思いますが、高校生では一緒の布団では寝る事は無いですよね?
でもある時から、『一緒に寝ても良い?』って言って来たり、そっと母親の布団に入ってくることがあったらば、赤ちゃん返りが起きています
皆さんも経験があるかと思いますが、夜に寝ていると、なぜかは分からないけれど、急に不安な気持ちになった事ってありませんか?
大抵は、不安な気持ちはその日で解消されますが、赤ちゃん返りしている時は、母親の存在をしっかりと感じないと、不安な気持ちが解消出来ません
このため一緒の布団で寝てみたり、母親にピタッとくっついていないと、安心出来ないんです
究極に寂しがっている状態と例えると、分かりやすかもしれません!
⑤ぬいぐるみを抱いて寝る
小学生位まではぬいぐるみを抱いて寝ていても、高校生にもなると何も抱かないで寝ている方が多いのではないでしょうか?
中には抱き枕を使って寝ている人もいるかもしれませんが
幼少期のぬいぐるみって、ずっと一緒にいた親友の様な物じゃないですか?
夜に漠然と襲ってくる不安感を、親友(ぬいぐるみ)と一緒に寝る事で、安心しようとしている状態なんですよね
柔らかい物を抱くと、ストレス解消の方法になるので!
幼少期の様に、ぬいぐるみを抱いて寝る様になったらば、赤ちゃん返り確定と考えて良いでしょう!
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赤ちゃん返りが起きた時の対処法
高校生で赤ちゃん返りが起こったら、子供の為にもやって欲しい3つの事があります!
- 娘の話しをいつも以上に聞いてあげる
- 手を握ったり、背中をさすってあげる
- 思いっきり甘えさせてあげる
この3つの事に気を付けて接する事で、子供が感じている不安を少なくしていき、弱った心を癒していく事が出来ます!
さらに覚えておいて欲しいのが、娘にとって母親は特別だという事です!
同じ女性でもありますし、何といっても子供にとって母親は、父親以上に特別に感じますから!
・娘の話をしっかりと聞く
まずは、高校生の娘さんの話しを良く聞いてあげましょう!
何かに悩んだり不安に感じている時って、話しを聞いてもらっただけで、気持ちが楽になった経験ありませんか?
具体的な解決策を言われるよりは、ただ黙って話しを聞いてくれた方が、断然気が楽になります!
特に高校生で赤ちゃん返りを起こしている場合、子供にそっとよりそってあげる事が大事です
話しを聞く時も、否定的な言葉を使わないで、まずは静かに話しを聞いてあげましょう!
じっくりと話しを聞いた中で、何に不安を抱えているか、ヒントが見つかるかもしれません!
・手を握ったり背中をさすってあげる
不安な気持ちを解消するには、親が背中をさすってあげたり手を握ったり、スキンシップが必要だという事を覚えておきましょう!
特に大事なのは、子供の身体に親の手が触れる事です
経験があるかと思いますが、泣いている時に背中をさすってもらうと、安心して泣き止んだことってありませんか?
【手当て】と言う言葉もあるように、手を当ててあげる事で、不安な気持ちが和らぐんです
例えば、子供のお腹が痛くなって親がお腹をさすってあげるだけで、お腹が痛いのが治ったりしますよね?
要はあれと同じです!
手を当ててさすってあげたり、そっと手を握ってあげる事で、安心感を与えてあげる事が出来ます
幼少期を思い返してもらいたいのですが、子供が泣いている時には抱きしめてあげたり、手を握ってあげたりしませんでしたか?
それだけで子供は安心して、泣き止んでくれまたじゃないですか?
スキンシップって、それだけ重要な行動なんですよね!
・思いっきり甘えさせる
高校生にもなって、甘やかすのはどうかなと感じるかもしれませんが、心が弱っている時は、思いっきり甘えさせてあげましょう!
高校生の娘さんが赤ちゃん返りを起こしているのは、新しい環境に慣れていなくて、不安や恐怖心を抱えているからです
その不安な気持ちを解消したくて、赤ちゃん返りの症状で母親にSOSを出しているんです!
ここで突き放してしまうと、唯一頼れると思っていた存在が無くなってしまい、誰にも助けを求める事が出来ません
親は子供の最大の理解者であり、最大の協力者になってあげましょう!
具体的には、今まで以上にLINEをしてみたり、一緒にお風呂に入ってみても良いですね!
2人だけで買い物に出かけても良いですし、二人だけであてもなくドライブをしても良いものです
自分一人で母親を独占出来る、最高の贅沢を味合わせてあげましょう!
もう高校生なんだからと、甘えさせる事に抵抗感を持つ人もいますが、赤ちゃん返りの期間が一生続く訳ではありません
長い人生のほんの少しの時間、思いっきり甘えさせても良いのでは無いでしょうか!
あなたを頼っている娘さんから発せられるSOSを見逃さないように、しっかりと気づいてあげましょう!
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高校生で赤ちゃん返りが起きたら気を付ける事
高校生で赤ちゃん返りが起きたら、特に気を付けて欲しい事があります
それは【自分は必要な存在なんだ】と理解させる事なんです!
高校生は思春期の真っただ中でもありますし、自我にも目覚める時期でもあって、自分と言う存在を確立していく大切な時期です
この時期はこころが不安定なうえに、大人になるために様々な準備をして行く、そんな時期でもあります
心が不安定なので、何気ない事が原因で『自分の存在価値って無いんじゃないか…』と考える事が多くなってしまいます!
例えば友達がいない、相談する人もいない。それは『自分には価値が無いからだ』と思ってしまう子どもが多いそうです
誰かに話しを聞いて欲しいし、寄り添って欲しいのにそれが出来ないのは、自分が悪いんだという考えになってしまうのです
親としてやらないといけないのは、娘さんがいかに大切な存在で、かけがえない存在なのかを教えてあげて下さい!
行動で示すよりも、はっきりと言葉で示してあげると、より効果的です!
『お母さんは、あなたの事がとっても大切で、とっても大好きなんだよ』とストレートに伝える方が、娘さんの心により響いてくれますよ!
まとめ
赤ちゃん返りは決して幼少期のものだけでは無く、高校生であっても起こります!
ここ2年程はコロナ渦という事もあって、今まで以上に多くの高校生が赤ちゃん返りをしていたそうです
先が見えない自粛に、オンラインの授業。友達とも満足に会えない事、将来への不安がいつも以上に多かったからだと言われています
赤ちゃん返りの症状は、普段の生活をよく見ておかないと、ちょっとした違いに気付く事が出来ませんので、普段からたくさん会話をして、しっかりとスキンシップを取っておきましょう!
それでも赤ちゃん返りが起きたら、今回紹介した方法で接してみて下さい!
大人に見えても、高校生はまだまだ子供です
気持ちが不安定で、特に浮き沈みが多い年齢でもあります
こういった時期は、親がしっかりと子供の味方になってあげて下さい!
親は子供の最大限の味方で、最大の理解者でいる事が、高校生で赤ちゃん返りが起こった時に大切な事ですよ!
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