『子供には出来るだけたくさんの習い事をさせてあげたい』そう考える親は多いのではないでしょうか?
近年は習い事の需要が高まっているので、複数の習い事をしている子供も珍しくありません!
とは言え、あまりたくさんの習い事は子供の負担はもちろんの事、親の金銭的な負担も増えるため、かけ持ちできる習い事には限度があります
あまり多くの習い事は、子供をパンクさせることに繋がってしまうかもしれません
この記事では
- 1日で可能な習い事の数は?
- 習い事を増やし過ぎるとどういった負担があるの?
- 習い事を掛け持ちする場合の注意点!
- おすすめな習い事は何?
- 習い事に必要なお金はどのくらいなの?
こういった疑問に答えていきます!
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- 1日で可能な習い事の数は?
- 習い事をかけ持ちする時に注意しないといけない事
- 親のエゴを子供に押し付けない事が大切
- 習い事に必要なお金を把握しておく
- 親の勝手な決めつけはやめよう
- どんな習い事が良いのか迷った時に参考にしてみて欲しい本
- まとめ
1日で可能な習い事の数は?
複数の習い事をしているのが珍しくない時代ではありますが、1日に出来る習い事には限界があります!
理想は1日に1個の習い事が理想ですが、複数かけ持ちする場合は【1日に2種類まで】が上限ですので覚えておきましょう!
それ以上に習い事の種類を増やしてしまうと、子供の負担が大きくなってしまい、子供の方がパンクしてしまいますので、増やし過ぎはハッキリ言って逆効果になってしまいますよ
子供は大人に比べ、体力も集中力もありません
大人の勝手な考えで『1日3種類くらいなら何とか出来るかも』と、子供に無理をさせる事が無いように気を付けたいですね!
自分に置き換えてみると、よくわかると思いますよ
- ぎっちり仕事が詰まっていて時間に追われる
- 仕事がぎちぎちでは無いので、ある程度余裕を持って仕事が出来る
1番は時間に追われ、全く余裕がない状態で仕事をしていますが、2番の場合はある程度余裕がある分、中身が濃い仕事が出来ると思いませんか?
これと一緒です。親としてはたくさんの事学ばせたいのは分かりますが、詰め込みすぎは時間に余裕がないために嫌になりやすく、『習い事を辞めたい…』と考える可能性があるので、特に注意が必要になるでしょう!
習い事を増やすと負担も増える
当たり前のことではありますが、習い事を増やせば増やすほど、子供の負担が増えて行ってしまいます
たくさんの時間を習い事に割かないといけなくなってしまいますので、子供の時間が無くなってしまいます
『子供なんだから、時間なんていくらでもあるんじゃないの』と親は考えがちですが、実際はそんなことはありません
確かに大人に比べると使える時間は多いかもしれませんが、子供にとって自由に使える時間がいかに大事なのか、親はしっかりと理解してあげないといけませんよ!
実は子供って習い事以上に、遊びの中から学ぶことが多いんだそうです!
英才教育をしている人は、習い事も大事だけど遊びの中から見つかる発見や、様々な感情が大事だと考えています。こちらに詳しく載っていますので、合わせて読んで見て下さい!
↓ ↓ ↓ ↓
子供の閃きや、五感をフルに使って感じる事も、習い事の時間が優先されすぎてしまうと、味わう事が出来ません!
親は良かれと思ってした事も、実は子供の才能の芽を摘んでしまっているかもしれませんので、子供の自由な時間(特に遊ぶ時間)を親が無くしてしまっていないか、再度確認してみましょう!
次に、習い事が増えると具体的にどういったデメリットが増えてしまうのか、詳しく見て行きます
①子供が遊ぶ時間が無くなってしまう
習い事が増えると、当然ながら習い事に使う時間が増えていきますよね?
ですが先程言った様に、遊びの中から発見する事や学ぶ事って、とっても価値があるんです!
皆さんも経験があると思いますが、教科書の文字を使って習った事の方よりも、体を使って覚えた事の方が断然覚えていませんか?
同じように、子供が遊びの中で様々なルールや他人を思いやる気持ちなど、たくさんの事を学んでいるんです
こうした機会を無くすことは、子供の成長に良い影響を与えるとは言う事が出来ません!
子供の発想って面白くて、親が全く考えもつかなかった事も、子供はたくさん思いつくんですよね
こうした発想が生まれるのは、五感をフルに使って遊んでいるからこそ、培われる物なんでは無いでしょうか!
②イヤイヤやるので身にならない
塾の様な場所の場合、教科書から知識を得る事は出来ますが、自分から進んで疑問と向き合う事が少なくなってしまいます
早い話を言えば、習い事ってやらされている感があるので、嫌々な気持ちがどこかにあるんです
そんな状態で、たくさんの習い事をしないといけないと考えると、どう思うでしょうか?
嫌々やっている事なんて、はっきり言って覚えていませんよね。これではせっかく習った事も身になっていませんので、せっかくの習い事が無意味になってしまうんですよね…
③親側の負担も大きくなる
習い事の場所までの送り迎えって、親にとって大きな負担なんですよ
車で5分ならまだしも、みんながみんなそういう訳にはいきませんよね?
子供が小さい内は防犯のためにも、送り迎えをすると思いますが、結構これが時間を取るんですよ
仕事が終わってそのまま送迎に行く場合もあるかもしれませんし、もしかしたら相手の都合がいい時間まで待たないといけないかもしれません
夕飯を作る時間であったり、買い物であったりした時間が、往復の送迎でつぶれてしまう可能性があります
本来使えるはずだった時間が思い通りに使えないのって、意外とストレスになってしまうので、送迎の大変さは良く覚えておいた方が良いですよ!
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習い事をかけ持ちする時に注意しないといけない事
複数の習い事をさせる場合、いくつか気を付けないといけないポイントがあります!
ここを間違うと、せっかくの習い事も結果が伴わない事もありますし、ただただお金だけが無くなっていくような最悪なパターンになってしまうかもしれませんので、特に注意しないといけません!
詳しく紹介していきますので、『これから習い事をさせてみようかな』と考えているご家庭は良く覚えておきましょう!
子供がやりたいと思う事をしっかりと聞く
親が勧める習い事をする場合と、子供発信で『○○をやってみたい』と言われて習い事を始める2つのパターンがあると思います!
どちらのパターンにせよ、一番の子供の意見をしっかりと聞いた上で、習い事を始めるかどうか決めましょう
子供がやってみたいと思うものでないと長続きしないので、子供の意見は大事です!
『友達がやっているからやってみたい』みたいな理由を、子供から言って来る場合がありますが、小さい子供はその場の思い付きで言って来ることが結構あるんですよね
1週間もすれば、子供がやりたかったことの熱が冷めているなんて事も珍しく無いので、すぐには決めずにある程度の考える時間を作った方が良いでしょう!
習い事は出来るだけ1日1種類にする
習い事は原則、1日に1種類にしましょう
学校以外に習い事をするのって意外と大変で、1種類でも体力的に大変です!
特に子供が小さければ小さいほど、たくさんの習い事は体力的にも大変なので、1日1種類が妥当です
どうしても同じ日に、複数の習い事が重なってしまうなら、多くても2個までにしておきましょう
それ以上は子供の負担が大きすぎるので、絶対にやめた方が良いですよ!
体験できるならとりあえずやってみる
やってみる前に思ってたイメージと、実際やってみると『思ってるほど楽しくないな』って思う事ありませんか?
それとおんなじで、最初の思い描いていたイメージと実際やってみた感想は、必ずしも同じではありません
- 思っていたような感じでは無かった…
- あんまり楽しくない
- 以外にも楽しい
- もっとやってみたい
などの、様々な感情が出てくるはずです
『もっとやってみたい』と良い方向に行くなら良いのですが、めちゃめちゃ楽しみにしていて、いざやってみると子供が『もうやりたくない…』となるのは、一番良くないパターンですからね
習い事によっては、入会金や月謝が先払いで必要になります
すぐに辞めてしまったら、せっかく支払った入会金や月謝がたったの1ヵ月で無駄になってしまうので、まずは体験レッスンを受講してみて、習い事の雰囲気をつかんだ上で実際に始めるかどうか決める様にしましょう!
自宅で出来るような習い事も選択肢に入れる
習い事の送迎って、思っているよりも負担がかかるのは説明しましたよね
月に1回程度なら、そこまで気にならないかもしれませんが、毎週の事となるとそうはいきません
親の負担を減らすためにも、自宅で出来る習い事は無いか調べてみましょう
最近はコロナ渦でオンラインの授業や、タブレットを使った学習も多くあります!
特に英会話教室などは、いち早くオンライン授業を取り入れていますので、自宅で英語を習うのはそれほど難しく無いはずです
特に英語は、ネイティブな発音に早い内から耳を慣れさせておくのが、とても大事だそうです!
オンラインであれば、塾に行かなくとも自宅にいながら、ネイティブな発音に触れる事が出来ますよ!
↓ ↓ ↓ ↓www.umeblog.work
こうしたオンラインでの授業を取り入れる事が出来れば、親は送迎の時間がいらなくなりますので、負担を軽減する事が出来るでしょう!
さらに嬉しい事に、オンライン授業の方が対面などの習い事よりも費用が抑えられる事もあります!
送迎の負担も減り、費用の面でも負担が減るのであれば、親にとってこれほど嬉しい事はありませんね!
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親のエゴを子供に押し付けない事が大切
子供にたくさんの習い事をさせるのって、自分が昔経験できなった事を、たくさん経験させてあげたいからですよね?
例えば『昔ピアノを習っていたけど、月謝が高くて諦めたんだよなぁ…』なんて経験をしている人もいるかもしれません
自分が昔やりたくても出来なかった事をさせる場合は、気を付けないといけないポイントがあります
それは
昔叶わなった夢を子供に託さない
と言う事です!
よくありがちなのが、夢破れたスポーツほど親は子供にやらせがちですね
全く上位にいけない位ならまだ良いんですけど、中途半端な上位に入る位だった人の方が、子供に親のエゴを押し付ける傾向にあるんですよ…
例えば水泳を習っていた人で、市の大会では常に上位だけど、県の大会では7~8位くらいの人がこれに該当します
ライバルがそこまで強くない市の大会では上位に入れるので、『おっ。自分って才能あるんじゃん!』となるのですが、県の大会では結局上位に入れず、『自分の才能ではこれ以上は上にいけないなぁ…』と、少なからず挫折を味わうんです
この時自分が出来なかった事を、子供に託したがるんですよ
言い方は悪いんですが、中途半端に才能があった人は、子供に自分が叶わなかった夢を託しがちなので、該当する人は注意しないといけませんよ!
これからの分野に触れさせるのも大切
自分が経験できなかった事を経験させてあげたいのであれば、これから伸びる分野に触れさせてあげると良いですよ!
例えばプログラミングなんて良いですよ!
専門性が高くしっかりと知識を付ければ、アプリを自分で開発する事だって出来ますからね
プログラミングが出来る人は、副業でアプリ開発をしている人もたくさんいますので、興味があったら調べてみて下さい!
自分が子供の頃の習い事と現代での習い事では、結構様変わりしているものです
子供の頃に、オンラインで習い事が出来るなんて想像できなかったじゃないですか?
こうしたこれから伸びるであろう分野に子供の頃から触れさせておくと、それが主流になった時の強みになります!
パソコンが主流じゃなかった時代にパソコンを習っていた人は、最初こそ『変わった人だな』と見られていたかもしれませんが、いざ主流になってみると早くから知識を身に付けているので、プロ級の知識が備わっています
大企業の社長さんたちも、当時ではまだ珍しい事を積極的に勉強していたそうですよ!
習い事に必要なお金を把握しておく
子供の習い事にかけている費用は、平均でいくら位なのでしょうか?
詳しい内訳はこちらをご覧ください
↓ ↓ ↓ ↓
この表を元にすると、習い事に必要な月謝の平均は『1万3000円』となっています!
黄色の線で囲った部分が、全体の7割近くをしめているのが分かりますよね?
この1万円前後の習い事は、特に人気が高い価格帯なのです!
習い事を2つさせる場合は、2万円~2万5千円必要だという事を覚えておきましょう!
これにユニフォーム代や教材代などで、プラスαの費用が必要になるので、思っている以上に習い事は費用が必要だという事を理解していないと、後で『こんなにお金がかかるなんて思ってもみなかった…』なんてことになってしまいますので、注意が必要です
習い事に必要な費用の捻出方法
【ケイコとマナブ】2016年の子供の習い事ランキングによると、習い事の費用を捻出するために半数近くの家庭が、何らかの節約または我慢をしているとの結果が出ました!
毎月の生活費に余裕があれば、そちらから費用を捻出できるのでしょうが、全部の家庭がそうでは無いという事ですね
特に多いのは、母親が使えるお金を削って習い事の費用を捻出している、こういった家庭が多い傾向があるようです
- 洋服を買う回数を減らす
- 安いお店で服を買ってる
- 自分で髪を染める様にして、美容院での費用を抑えている
- 自分で使えるおこずかいを減らしている
- ランチの回数を減らして、自炊の回数を増やした
- 外食を少なくした
こういった努力を皆さんしながら、我が子の為に習い事の費用を作り出しているんですね!
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親の勝手な決めつけはやめよう
子供の将来の為に、様々な事に触れさせてあげたいと思う気持ちは、皆さん持ってると思います
選択肢を増やしてあげるのは、子供にとって良い事です!
ですが
- ○○させないといけない
- 周りがやっているからうちもやった方が良い
- たくさんやれば良いと思っている
と思っている人は、考え方を改めた方が良いですよ!
子供の為にやっているつもりでも、はっきり言って逆効果ですので注意しないといけません!
子供に愛情を持っているからこそなんでしょうが、親の勝手な決めつけや習い事を増やし過ぎると、子供には大変なストレスがかかってしまいます
親としても我慢をして費用を作っているのに、子供があまり乗り気じゃなくて『習い事に行きたくない…』なんて言われたらどうでしょう?
『せっかく色々節約をしてお金を作って通わせているのに、何なのもう!』ってなっちゃいませんか?
親の決めつけを子供に押し付けると、子供から反発が必ずありますからね!
これがストレスの元なんです!
良かれと思って、親の決めつけを押し付ける
↓
自分決めたことでは無いので、子供から反発がある
↓
親は『こんなに節約して子供の為に習い事に行かせているのに、なんで分かってくれないの』ってなってしまう
結果どういった状態になるかというと
親子でストレスがたまってしまうので、お互いに上手くいかなくなってしまいます!
こうならないためにも、習い事ばかりに気を取られない様に、意識していかないといけませんよ
親のエゴが子供の可能性を潰してしまう
子供に期待をかければかけるほど、自分でも無意識に子供の可能性を狭めてしまいます!
例えば子供には、野球選手になって欲しいと思っているとします
その結果
- 有名な野球選手は○○クラブに入っていたみたいだから、うちもそうしないといけない
- 野球の名門に行かないといけないから、学力を上げるために○○をしないといけない
などの様に親がレールを敷き、勝手にレールを乗せたがります
でもこれって、子供の為になりませんからね
我が子の為に英才教育を始めて、失敗しするのがこのパターンです
詳しくはこちらに書いていますので、合わせて読んで見て下さい
↓ ↓ ↓ ↓
ここで今一度、考えてみましょう!
子供を自分で考えたレールに乗せるのは、親の希望どうりにさせるためにやる訳ですよね?
これって子供の為にしている様に見えますが、実は親の思いどうりにするために、子供を自分が考えたレールに乗せているんですよ!
親が勝手に『こうしないといけない』『こうするのが良いはずだ』などと勝手に考えて、子供をコントロールしたいんですよね!
子供をコントロールするくらいなら、子供の意見を尊重してあげましょうよ
親はあくまでも、アドバイスを送る側に徹しましょう!
結局将来を決めるのは子供自身なんですよ。子供が自分で将来を切り開けるようなサポートをするくらいの方が、子供の為になりますから!
では子供にアドバイスする場合、どんな習い事をアドバイスすれば良いのかを見て行きましょう!
どんな習い事が良いのか迷った時に参考にしてみて欲しい本
【習い事】で検索をすると、たくさんの習い事が出てきます!
その中でも特に人気が高いのは、水泳とピアノです!
こういった人気の習い事も良いですが、複数の習い事をさせる場合におススメなのが、人気の習い事とこれから伸びる分野の習い事を併用する事です!
例えば子供にも親にも人気が高い習い事はこちらですので、合わせて読んで見ましょう
↓ ↓ ↓ ↓
皆さんもご存じの様に最近のAIが進化ってすごいじゃないですか?
今まで人がやっていたような単純作業は、機械が代わりにやってくれる時代です!
例えば、AIに話しかけると様々な事が出来ますよね?
『アレクサ○○して』みたいに、話しかけるだけでいろんなことを機械がやってくれる時代なんです!
こうした時代だからこそ、これからも残るであろう仕事を見極めておかないといけません!
『でもどんな仕事がこれからも残るか、正直分からないよ』って言う人は、こちらの本を参考にしてみると、とっても勉強になりますよ!
ホリエモンこと堀江貴文さんと、落合陽一さんの本で『10年後の仕事図鑑』という本がとってもおすすめです
正直言うとAI の進化で、『人間の仕事ってここまで減っちゃうの…?』って思うはずですよ!
逆にこれを読んでおかないと、これからの時代を乗り切れないんじゃないかなと危機感を持ったほどですから…
個人的には、読まないと損するレベルの本だと思いますね!
出来る事なら子供の将来の為にも、これから伸びるであろう分野の習い事は、進んでさせた方が、子供の可能性が広がりますよ!
どんな習い事が良いかなと迷ったら、是非この本を読んで参考にした方が絶対に良いですよ
↓ ↓ ↓ ↓
価格:1,540円 |
まとめ
様々な事を経験させるには、習い事が適しています!
ですが我が子を思うあまり、複数の習い事をさせる事は子供の負担を増やすので、止めましょう
もしやるにしても、2つまでの習い事に留めておくことが大事です!
親としては、たくさんの事をやらせてあげたい気持ちがあるのは分かりますが、それは親のエゴと言うものです
子供の為を思うなら、子供の意見を尊重しそっとアドバイスを送るのが、正しい見守り方だと考えます!
たくさんの習いごとが原因で、子供がパンクしてしまわないように十分に注意して成長を見守っていきましょうね!
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