離乳食がメインになってくると、不足しがちな栄養素を補うために、フォローアップミルクを飲ませているご家庭も多いと思います
赤ちゃんの寝つきを良くするために、フォローアップミルクを飲ませている、そんな人も多いのではないでしょうか?
寝る前のフォローアップミルクは、飲ませると虫歯の心配もあるので、いつかはフォローアップミルクからの卒乳を考えていかないといけません
この記事では
- 寝る前にフォローアップミルクを飲ませても良いのかな
- フォローアップミルクはいつまで飲ませれば良いの?
- フォローアップミルクの飲ませ方!
- フォローアップミルクを飲ませるときの注意点は?
- フォローアップミルクで虫歯にならない為にはどうしたら良いの?
- 寝る前のフォローアップミルクを辞めさせるいい方法って無い?
こういった疑問に答えていきます!
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- 寝る前にフォローアップミルクを飲ませても良いの?
- フォローアップミルクっていつまで飲ませるべき?
- フォローアップミルクの上手な飲ませ方
- 夜にフォローアップミルクを飲ませる時の注意点
- フォローアップミルクを辞める方法
- まとめ
寝る前にフォローアップミルクを飲ませても良いの?
寝る前にフォローアップミルクを飲ませても良いのか、親としては心配になると思います
結論から言うと、フォローアップミルクを寝る前に飲ませても構いません
ただし適切な分量を守ること、飲んだ後にそのままにしない、こういった点に気を付ける必要があります
フォローアップミルクとは、離乳食だけでは足りない栄養を補うために飲ませるミルクなので、飲ませること自体は悪いことではありません
母乳や育児用ミルクの場合は、ミルクから栄養を摂取しますが、フォローアップミルクの場合、その名の通りあくまでも栄養補助を目的に作られています
このため、育児用のミルクの様に様々な成分が入っていると言うよりは、鉄分を多く含んだ、牛乳の代用品と考える事が出来ます
ただし離乳食からしっかりと栄養を摂取出来ている場合は、必ずしもフォローアップミルクを飲ませないといけない訳ではありませんので、離乳食が始まったからと言って、必ず飲ませないといけない訳ではありません
フォローアップミルクっていつまで飲ませるべき?
フォローアップミルクをいつまで飲ませると良いのかについては、正直これだっていう決まりも基準もありません
離乳食から十分栄養を取れている赤ちゃんもいれば、そうでもない赤ちゃんもいるからです
何よりも、好き嫌いによって食べる食べないが出始めて来る頃なので、赤ちゃんによって離乳食を食べる量に差が出ます
いつまでフォローアップミルクを飲ませても良いのかと言うよりは、離乳食からしっかりと栄養を取れるように、食事を工夫することの方が、赤ちゃんにとって大事です!
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フォローアップミルクの上手な飲ませ方
寝る前にフォローアップミルクを飲ませる場合、どのように飲ませたら良いのかと言うと、【スパウト】【ストローマグ】を使うと、上手に飲ませる事が出来ます!
スパウトは両側に持ち手が付いているので、力の弱い赤ちゃんでも、両手で握る事が出来るます
スパウトの特徴として、飲み口の幅が広く作られていて、長めの乳首に近い形状になっています
スパウトは飲み口が特徴的なのでミルクが飲みやすく、赤ちゃん本人が自分で飲む事が出来るため、とっても便利です!
こちらがスパウトです
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ストローマグも、スパウト同様に両側に持ち手が付いています!
ここまでは一緒なのですが、ストローマグの場合は蓋を開けるとストローが出て来る仕組みとなっていて、ストローを介してミルクを飲みます
蓋が閉まるので、ストローマグが倒れてしまったとしても、こぼれる心配がありませんので、 外出先に持って行くことだって出来ます
子供にミルクを飲ませている時って、何気にこぼれる事って多いじゃないですか?
そういった心配が少ないので、とっても便利です!
ちなみにこちらがストローマグです
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フォローアップミルクを飲ませる量の目安
フォローアップミルクだけを飲んでいては、赤ちゃんの栄養は偏ってしまいます
一番大事なのは、離乳食から栄養をしっかりと取ることです!
フォローアップミルクは、あくまでも離乳食の補助的な役割なので、1日に飲む上限を決めておきましょう
目安としては、1回に飲む量を100ml前後とし、1日4~5回までを目標にしていきましょう!
※これはあくまでも目安なので、食が細かったりする場合は、少しくらいなら多くても全く問題はありません。フォローアップミルクが、離乳食の邪魔をしないようにすることが、とっても重要です
離乳食前にはフォローアップミルクを飲ませない
フォローアップミルクでお腹がいっぱいになってしまうと、赤ちゃんは離乳食をあまり食べれなくなってしまいます
こういった事が無いように、フォローアップミルクを飲ませるなら、離乳食の後に飲ませる様にしていきましょう!
先程紹介したように、1回の上限100mlを超えないように注意が必要です
寝る前に飲ませる場合も同様で、上限を超えないようにしながら、赤ちゃんが無理しないで飲める量を考えて、ゆっくり飲ませましょう
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夜にフォローアップミルクを飲ませる時の注意点
夜にフォローアップミルクを飲ませる場合、特に注意が必要な点があります!
虫歯にならないように、飲んだ後の対策をしっかりとする
このポイントに気を付けておかないと、可愛い我が子を虫歯にしてしまう危険性がありますので、最新の注意を払ってあげましょう!
寝る前のミルクは虫歯になりやすい
これはミルクに限ったことでは無く、寝る前に食べてそのまま寝たら、虫歯になってしまうよねって話です
フォローアップミルクには、赤ちゃんが飲みやすいように糖分が含まれています
このため、フォローアップミルクを飲んでそのまま寝てしまうと、ミルクに含まれる糖分が歯にくっついた状態のまま、朝になってしまいます…
これでは、虫歯になる条件を満たしてしまっているのが分かりますよね?
永久歯に比べ、乳歯は虫歯になりやすい傾向があるそうです
寝る前にミルクをあげた場合、どういった対策を取ることで虫歯のリスクを少なくしていけるのか、詳しく見て行きましょう!
①哺乳瓶は使わず、スパウトやストローマグを使う
赤ちゃんが哺乳瓶でミルクを飲む場合、母乳瓶の先端部分を歯茎にこすりつけて、吸っていきます
歯茎にこすりつける飲み方は、ミルクに含まれる糖分が歯茎に残りやすく、虫歯になる可能性が高いと言えます
一方でストローマグを使うと、歯茎にこすりつける事が少ないので、歯茎に糖分が残りにくくなります
何を使ってミルクを飲むかによっても、虫歯のリスクは変わってきますので、ストローマグなどを上手に使って、ミルクを飲ませる様にした方が良いでしょう!
②ミルクを飲んだ後はしっかりと歯磨きをする
歯についた糖分は、歯磨きによってしっかりと洗い落としてあげましょう!
大人でも赤ちゃんでも、虫歯にならない為には、しっかりとした歯磨きが非常に有効です
乳歯の数が少ないからと言って、歯磨きを怠る事の無いように、丁寧に磨いてあげましょう!
乳歯は永久歯と違って柔らかい為、酸に弱く虫歯になりやすい特徴があります
乳歯の時こそ、丁寧に歯を磨いてあげる必要があるという事を覚えておきましょう!
③ミルクを飲み終わったら麦茶を飲ませる
歯茎についた糖分を薄くするためにも、フォローアップミルクを飲んだ後は麦茶を飲ませると良いです
麦茶は糖分が入っている訳では無いので、歯についたミルクの糖分の薄めてくれるため、虫歯になりにくくなると言う訳です!
ただし、カフェインが入っているかどうかをしっかりと確認してから、飲ませる事が大切です
わずかなカフェインとはいえ、赤ちゃんが摂取すると寝れなくなる可能性があるので、カフェインが入っていないかを最初に確認してから飲ませてあげましょう!
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フォローアップミルクを辞める方法
寝る前に飲ませているフォローアップミルクは、離乳食を食べる量が少ない子や、栄養が偏ってしまっているかもしれない、そんな時に栄養補助を目的に飲ませるものです!
離乳食からしっかりとした栄養が取れているのであれば、フォローアップミルクからの卒乳を考えていきましょう
離乳食をしっかりと食べる事が出来て、お腹がいっぱいになっていれば、夜にミルクを欲しがることも少なくなって来るはずです
フォローアップミルクを卒乳させるタイミング
フォローアップミルクを利用していたママさん1000人にアンケートを取ると、8割の方が、1歳前後でフォローアップミルクからの卒乳を経験しているそうです
なぜ1歳前後が多いのかと言うと、この時期は離乳食の完了期と重なるためです
もし離乳食が上手くいっていないなと思ったら、下記の記事を参考にしてみて下さい
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
もともとフォローアップミルクは、栄養補助の為に飲んでいるのですから、しっかりと栄養が取れているなら、飲まなくても良いわけです!
体がピンピンしているのに、栄養ドリンクを飲む人っていないじゃないですか ?
栄養ドリンクって、風邪などで食欲がない時や、熱がある時の栄養補助で飲むわけですからね
これと同じで離乳食をしっかりと食べていて、栄養がかたよっていないのであれば、フォローアップミルクを飲まなくても良いという事ですね!
ミルクを飲むのが癖になっている
離乳食も順調に行っていて、しっかりとした量を食べているにも関わらず、寝る前にフォローアップミルクを欲しがるなら、ミルクを飲む事が癖になっている可能性があります!
ミルクを飲むのが駄目なのでは無く、フォローアップミルクを飲まないと、安心して寝ないようになっていないかが重要です
よく【枕が変わると寝られない】と言いますが、それに近いものがありますね
毎日の習慣が崩れると、安心して寝る事が出来なくなってしまうからです
そんな時は、自然と卒乳出来る様な工夫をして行きましょう!
哺乳瓶を使わない
哺乳瓶の乳首の感覚が、お母さんのおっぱいに似ているため、赤ちゃんは哺乳瓶を口にくわえる事で、安心感を得ています
指しゃぶりなんかも同じですね
ある意味赤ちゃんの、ルーティーンになっているんですよね
もし指しゃぶりを辞めさせたいときは、指しゃぶりを辞めさせるために、何をしたら良いのかを書いた記事がありますので、参考にしてみて下さい
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
こうした行動は、気持ちを落ち着ける・安心するために起こる行動なんですね
いつまでも哺乳瓶を使っていると、フォローアップミルクから卒乳出来ません!
水分補給には哺乳瓶を使わずに、ストローマグを使っていきましょう!
ストローマグに慣れさせる
ストローマグを使う事に慣れてきたら、寝る前の水分補給もストローマグを使っていきます!
【飲み物はストローマグを使って飲むものだ】と赤ちゃんに教えていきましょう
薄めた麦茶や湯冷ましなどの、普段飲んでいる飲み物から始めると、哺乳瓶からストローマグへの移行がしやすいですよ!
フォローアップミルクに変わるものを探す
フォローアップミルクに変わるものとしておすすめなのが、牛乳です!
一肌に温めたホットミルクは、入眠を助けてうながしてくれますし、フォローアップミルク程は糖分が入っている訳では無いので、おすすめです
ただし、牛乳でも糖分が全く入っていない訳では無いので、注意しましょう
『ジュースじゃないから虫歯にならないでしょ』と思わずに、牛乳を飲んだ後は必ず歯磨きをしてあげましょう!
少しずつミルクの量を減らす
自然にフォローアップミルクから卒乳させるには、焦ってはいけません
いきなりフォローアップミルクを飲ませない、こんな行為は厳禁です
今までフォローアップミルクを飲む習慣があったわけですから、いきなり飲むのを辞めたら赤ちゃんのストレスになってしまって、体に良くありませんからね!
フォローアップミルクからの切り替え時期で大切なのは、少しずつミルクの量を減らして行き、最終的にはミルクが無くても寝れるようにしていく事です
まとめ
フォローアップミルクは、離乳食の補助を目的としています
離乳食をしっかりと食べていて、栄養をしっかりと取れているなら、飲む必要はありません
ただし、離乳食を始めたばかりの時期は、離乳食を上手に食べる事が難しいので、フォローアップミルクを使って栄養を補う事が必要です!
寝る前に飲ませる場合は、ミルクの量や回数を調整したり、ストローマグを使うなどの工夫をしないといけません
寝る前のフォローアップミルクは虫歯になりやすいので、フォローアップミルクを飲ませた後は、必ず歯磨きを忘れてはいけませんよ!
フォローアップミルクからの卒乳は、赤ちゃんが少しずつ慣れる様に、少しずつやっていきましょう!
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