夏休みの宿題の定番と言えば、今も昔も絵日記では無いでしょうか
一日の出来事をそのまま書けば良いだけなのですが、これが結構難しんですよね
しかも小学1年となれば、初めての絵日記となり、何をどのように書いて良いのか分からない、そんな事態に陥りやすいです
親『宿題終わったの?』
子『絵日記の書き方が分からない』
親『いざ言われると、絵日記って実際どう書けばいいのかよくわかない…』
子『ねーねー。早く書き方教えてよ』
親『どうしたらいいんだぁ…』
こんな事にならないためにも、絵日記の超簡単な書き方を紹介していきます!
今回の絵日記の書き方は、小学1年生の場合にスポットを当てて書いていますので、お子さんが、今年小学校に入学したばかりの方は、特に役にたつ記事となっています!
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まずは絵日記の絵の部分を書こう!
絵日記の書き方でまず初めにやるべきことは、絵を先に書く事です!
文章から先に書いてしまうと、今日の出来事を文字にするのに手間取ってしまい、なかなか上手くいきません
当日あった楽しかった出来事を、その日のうちに絵にしましょう!
楽しかった場面を先に絵にしておけば、思い出が浮かび上がってきて、子供でもイメージが膨らんで文章を書きやすくなります!
夏休みであれば
- 海に行った事
- 夏祭りで食べた物
- 虫取り
などがあるでしょう
出来れば一つの出来事に絞っていくとさらに良いです!
小学1年生の絵日記では、あれやこれやと欲張って書かせようとするのはやめましょう
↑これをやってしまうと、まとまりが無くて何を伝えたいのか分からない、そんな絵日記になってしまいます
もし海に行った事を絵日記にするならこうです↓
・題材→【海に行って楽しかったこと】
海と一言で言っても、ここからさらに広げる事が出来ます!
- 海に入り砂浜で遊んだ
- 砂浜でバーベキューした
- かき氷を食べた事
- 初めて海に行ってとても楽しかった
- バナナボートでスリルを味わった
何の絵を先に書くかを簡単に決めるコツは、その日あった出来事を1つ決める
決めた題材で一番印象に残っている事を絵にすると、結構簡単に書けるようになりますよ!
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つまらない文章にならないようにするコツ
絵日記で一番つまずきやすいのが、文章の書き方なんですよね
小学生1年生の文章で多いのは
『海に行きました。楽しかったです』
こんな感じの文書が多いですよね
こんな感じの文章だと、結局は親が直して考えた文章を、そのまま子供が写すと言う、意味の無いものになってしまいます
題材に対して『いつ・どこで・誰と・何を・どうした』を当てはめましょう
いわゆる5W1Hと言うやつですね!
海に行ってバーベキューをした時を例にしてみましょう
①いつ
例文
- 8月10日の晴れの日です
- 夏休み中に海に行きました
②どこで
例文
- 家の近くの海に行きました
- 電車に乗って○○県の海に行きました
③誰と
例文
- ○○君の家族と一緒に海に行きました
- お父さんとお母さんと一緒に海に行きました
④何を
例文
- 海に行ってバーベキューをしました
- 海に入るより先にバーベキューをしました
⑤どうした
例文
- バーベキューでお肉をたくさん食べました
- バーベキューで焼く野菜を切る手伝いをしました
これらを組み合わせるとこのようになります↓
8月10日の晴れの日です。
家族みんなで車に乗って、家の近くの海に行きました。
海についてすぐバーベキューの始まりです。
僕は野菜を切る手伝いをしました。
自分で切った野菜はいつもよりとても美味しくて、またバーベキューをしたいなと思いました。
5W1Hに感想を入れてあげると、さらに良いですね!
親は質問役になってあげる
大人であれば5W1Hに当てはめるのは、難しくないかもしれませんが、小学1年生に5W1Hを理解させるのは、はっきり言って難しいです
それが小学1年生ともなれば、なおさらです
ですから親は質問役になって、子供をそれとなく誘導してあげましょう!
海でのバーベキューであれば
『誰と行ったの?』
『野菜は上手に切れた?』
『何が一番おいしかった?』
このように5W1Hになるように、親が子供に質問してあげる事が、小学で1年生でも簡単に文章が書けるコツです!
絵日記が書けたらいっぱい褒めてあげよう
これは私の失敗経験から学んだ事です!
私には双子の娘がいるのですが、初めての絵日記で力みすぎてしまって、失敗してしまいました…
子供の絵日記であるはずなのに、私が『こうしたらいいんじゃない』『ここはこう書いた方が良いよ』『その書き方だと変だよ』と、まるでライター気取りでアドバイスしましたが
ですがそのことが原因で子供にプレッシャーを与えてしまい、娘は絵日記が苦手になってしまいました。しかも二人共です…
親として恥ずかしい話ですが、小学1年生であるにも関わらず、大人に近い物を求めてしまいました…
これはわたしの経験からも分かるように、間違いです!
親からみるとちょっと変な書き方をしていても、絵を書いて文章を書いた我が子を、たくさん褒めてあげて下さい!
初めての事ですから、最初から上手くいく訳も無いです
ましてや相手は小学1年生です
絵日記が書けただけでも、成長なんですよね!
私の様な失敗をしないためにも、親としてアレコレ口出ししたいのを我慢して、まずは子供が思った事を、自分の力で文章にした事を褒めてあげましょう‼
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絵日記が書きやすいイベントに出かけよう!
絵日記は当たり前の日常よりも、今まで経験した事の無い方が書きやすいです!
その方が印象に残っていますし、子供でもイメージしやすいんです
- 花火
- 海水浴
- 虫取り
- 工場見学
こういった物は、子供の印象に残りやすいですよ
特に工場見学は、お金をかけなくても見学できるので、家族連れで楽しめる最高のイベントです。しかも普段接しているものが、どうやって作られているか、勉強するいい機会になるので、一度は連れて行ってあげると良いでしょう!
その他では自分でおやつを作ってみたり、普段自分ではやらない事を経験させることも、子供の印象に残りやすく、絵日記にしやすいです
イベントによっては、事前に予約が必要な場合があるので、先に調べておく必要がありますので、注意しましょう!
絵日記の効果
絵日記って、なんで昔からあるんでしょうか?
それは絵日記を通して、子供に観察力と共に文章力を身に付けさせる事です!
同時にひらがなとカタカナ、両方の書き方の勉強が出来るので、子供の成長に一役買ってくれるのが絵日記なんです!
観察力を養う事で、人の感情の変化に気づきやすくなり、人の気持ちを考えてあげられる、気持ちの優しい子供に成長してくれることでしょう!
まとめ
絵日記はコツさえつかめば、小学1年生 であってもスラスラと書くことが出来ます!
親が手伝うのは前提ではありますが、手伝い方を間違うと私みたいに失敗して、絵日記が苦手な子供にさせてしまうので、注意しましょう
あくまでも親は補助の役目であることを忘れないで、子供に絵日記を書かせてみましょう
おさらいですが、絵日記のコツは4つです!
①絵を先に書いてから文章を書く
②5W1Hに当てはめて文章を書く
③親が5W1Hになるように、質問などをして誘導してあげる
④印象残りやすそうなイベントなどを経験させてあげる
たったこれだけの事で、絵日記は上手く書けますし、特に悩む事なく簡単に書けますよ!
これであなたのお子さんも、絵日記で悩む事は無いと思いますよ!
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