高校生ともなると心も大人に近づいてきますし、体も大人に近づいてきます
体が大人になってくるという事は、赤ちゃんを妊娠する体になってきている証拠でもあるということです
高校生と言う時期は様々な事に興味があり、特に性について興味が湧くのは当然かもしれません
ですが不十分な知識で性交渉した結果、高校生と言う若さで妊娠してしまう子供がいます
高校生で妊娠が分かった時、何をどうしていいか分からないと思います
不安な気持ちに押しつぶされそうになるかもしれません…
今回の記事では高校生で妊娠した場合、どういった事をしたり準備したりするのかを紹介していきます。また心の部分についても触れてていきますので、若くして妊娠が分かった本人と、そのご家族の心のケアに役立つ記事となっています
高校生で妊娠が分かった時はまずどうして行けば良いのか、今回の記事でしっかりと覚えておきましょう!
では紹介していきます
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高校生で妊娠が分かったら何を最初にするべき?
結婚して計画的に妊活をしているならば、妊娠について準備が出来ていると思います
ですが高校生の妊娠のほとんどは計画的では無く、妊娠の嬉しさよりも不安の気持ちの方が強いのが特徴です!
高校生で妊娠したらば最初にしないといけない事は、2つあります!
- どんなに言いずらくても親に正直に話す
- お腹の赤ちゃんをどうしたいのかを考える
高校生での妊娠を経験した人に『親に話すのをためらいましたか?』とアンケートを取った所、9割を超える人が『はい』と答えたというデータもあります。それだけ高校生での妊娠は、子供にとっても親にとってもハードルが高いと言う事です!
何故上記の2つが大事なのかさらに詳しく掘り下げていきます!
親の協力が絶対に必要
高校生で体が大人に近づいたとは言え、体も心もまだまだ子供です!
子供だけでは経験が少なくて対処が出来ず、悩みを打ち明けたいのに打ち明けられないと言う悪い流れになってしまいます
親に話すことで解決策が見つかる場合が多いですし、家族全員で妊娠と言う問題に取り組む事が出来るのです!
先程のアンケートの他に『親に話すことが出来て良かったですか?』と聞くと、8割の人が親に話したことで心が軽くなり、自分を保つ事が出来た。『自分一人で悩んでいたら解決策も見つけられず、心が病んでいたと思う』という回答もありました
親に正直に話して協力をしてもらう事は絶対に必要であると同時に、親は子供の話を冷静に聞く事も大事になって来ます!
大人とは言え自分の子供が高校生で妊娠と聞けば、怒りたい気持ちや、動揺で頭が真っ白になる気持ちも分かります。ですが親が感じている以上に、子供の方が動揺しています。子供を安心させるためにも、まずは子供の話に耳を傾けてあげましょう!
お腹の赤ちゃんを産みたいのか?産みたくないのか?
子供の話を聞いてあげる事が出来たら、次は絶対に避けては通れない問題があります
それはお腹の子供を産みたいと思っているのかどうかです。高校生で妊娠したことで動揺してしまい、子供は冷静な判断が出来ないものです。親は赤ちゃんを産むという事がどういうことかを、体験談などを交えながら詳しく教えてあげましょう!
嬉しさだけでは無く子供を育てる際の現実も、しっかりと教えてあげて下さい!
理想だけでは出産も子育ても出来ません!
- お金の問題
- 相手の男性が働くのかどうか
- 相手と別れてシングルマザーになるのか
など様々な問題を一個ずつ解消して、産むのか産まないのかを判断する、次のステップに進むことが出来ます
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相手の男性と親を交えて話しあう
子供と親の考えがまとまったらば、相手の男性とその方の親を交えて話し合いの場を設けましょう!
これはお互いの親の考えや当人同士の考えもあり、簡単に答えが出ない場合が多いです。また高校生の妊娠という事で相手に対して激怒してしまい、話し合いに応じない親もいます…
ですがここは根気強く話し合いの場を設け、お互いの気持ちや提案を重ねていき、お互いにとって最善の落としどころを探しましょう!
もし両方の親の協力があれば妊娠で悩む子供にとって、これほど心強い事は無いでしょう!
この話し合いのポイントはお腹の赤ちゃんをどうするかが大事であって、お互いに責任転嫁をしたり罵倒しあう事はやめましょう!
親が罵倒しあう話し合いを見て子供はどう思うでしょう。『こうなったのは自分の責任だ…』と考えるのは容易に想像出来ますよね?
『自分の可愛い娘に何をしてくれたんだ』と思う親もいると思いますし、罵倒したり怒りたい気持ちが出るのが正直な感想だと思います
ですが親同士が罵りあうのを見て傷つくのは自分の子供だという事を、親はしっかりと理解しておきましょう!
高校生の子供の方も厳しい言葉を投げかかられる事を、しっかりと覚悟しておかないといけません
- 毎月の生活費は誰が稼ぐのか?
- 2人暮らしをするのか?
- 親の援助はあるのか?
- 分かれるのか?
- 堕ろすのか?
など様々な事を言われる事もあります。心が痛む事もあるかもしれませんが、それは我が子の将来を心配しての親の言葉です!
この厳しい言葉の裏には、親の愛情がある事を覚えておきましょう!
親の言葉に反抗して、売り言葉に買い言葉になるような状況にしてしまうのは、絶対にやめましょう!
※親にも子供にも共通するのは、話し合いは冷静に行う事がとても大事だということです。感情的になっている時はいい解決策が浮かばないものです!
学校に事情を話すのも忘れない
両方の家族の考えがまとまって方向性が決まったら、学校に事情を話すことも忘れてはいけません
女子高生の場合出産に備えて学校を辞めるという選択も出てきます
相手の男性が高校生であったらば、働くために同じく学校を辞める事もあります
そんな時怖いのが噂です!
噂の怖いところは事実が捻じ曲げられてしまい、真実ではない事が伝わってしまう事です
もし学校を辞めると言う選択をした場合、なぜ辞めるのかを勘繰る人が出てきます
ちゃんと学校と調整をしておかないと、あずかり知らないところで悪いうわさが立ってしまいます。そうなると街で会った友達から、好奇な目にさらされる可能性があります
妊娠で情緒不安定な時期に自分が噂されているんではないかと、心配になるのは精神的に良くありません。余計な心配を増やさないためにも学校との調整をぬかりなく、親がしっかりと対策しましょう!
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心のケアを十分にしてあげましょう
ただでさえ妊娠は不安を覚えると思います
それが高校生ともあれば、不安は計り知れないものになるでしょう
このままでは精神的に限界がきたと思う時が来るでしょう…
そうならない為にも心のケアが欠かせません!
子供が悩んでいる事を話しやすい環境にするためにも、積極的に子供と会話をしましょう!
たとえ問題が解決しなくても話を聞いてもらう事で、心が軽くなる事もあります
もし親に相談しずらい時は、カウンセリングを活用するのも1つの手です!
カウンセラーは相談のプロですから、専門的な知識のを生かして解決策を提示してくれる事でしょう。逆に親には言いずらい事もカウンセラーの人には話せる、という事もあるはずです!
※悩みは聞いてもらう事で軽くすることが出来ます!
妊娠の問題で決めたことに責任を持つ
妊娠問題でたくさん話し合いをして決めた答えは、人それぞれだと思います
2人だけで育てる決断を下すかもしれませんし、親と一緒に育てる決断をした人、そもそも産まないと言う選択を決めた人、それぞれの決断があります
どんな決断をしたとしても自分の決めた事に責任を持ちましょう!
決めた事に責任を待たないと、これから起こる困難を乗り超えていく事は出来ないでしょう
責任=自分で乗り越える覚悟と考えて欲しいです!
※特に産まないと言う選択は、お腹の赤ちゃんの命が終わる事を意味します…。これは非常に重く重大な決断です。赤ちゃんの命を終わらせることの意味をしっかりと考え、自分の決断に責任を持ちましょう!
妊娠について誰にも相談できない場合は【にんしんホットライン】を活用しよう
高校生での妊娠の場合、親に話すのは絶対に必要だと紹介しましたが、家族構成や家庭の問題で誰にも相談できない人もいるはずです…
- 友達にも相談できない…
- 聞いてくれる友達もいない…
- 親には絶対に言えない…
- 親が既に他界している…
などどうしても身近に相談できる人がいない場合『にんしんホットライン』を活用してみましょう!
この『にんしんホットライン』はフローレンスと言う団体が運営していて、このフローレンスは主に子育ての問題や障害児保育などを問題を取り扱っています
このフローレンスが行っている事業のなかに赤ちゃん縁組事業があり、この縁組事業の中でにんしんホットラインと言う無料の相談窓口があります。このにんしんホットラインでは、妊娠の問題で誰にも相談できない人からの相談を、随時受け付けています!
にんしんホットラインに寄せらる質問で多いのは
- お金の問題
- 育てられるか心配
- 中絶について
- 妊娠しているかを確かめたい
などの相談が多いそうです!
相談できる人がいなかったり、誰にも言えないと言う人は、にんしんホットラインで相談してみてはいかがでしょうか?
フローレンスのHPによれば、にんしんホットラインに相談をしてくる年齢層は、このようになっています!
にんしんホットラインのHPより引用
10代の相談も36%と多いので、高校生での妊娠で悩みを抱えている人は、一度相談
をして見ると解決策が見つかるかもしれませんよ!
下記にフローレンスのHPを張り付けておきますので、Q&Aを見るだけでも自分と同じ悩みの人が見つかるかもしれません!
フローレンス 赤ちゃん縁組
https://engumi.florence.or.jp/ninshin
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まとめ
学生の妊娠には様々な問題があり、簡単には解決できる問題ではありません
金銭的な問題ものしかかって来ますので、親の協力がどうしても欠かせません!
学生の妊娠は当人だけの問題では無く、家族みんなの問題です
そして妊娠とは、新しい命を授かったということです!
いくら高校生と言え体は大人、心はまだまだ子供なのです
そんな子供の助けをしてあげられるのは、親しかいません!
同時に子供が頼れるのは親だという事です。子供の皆さんも良く覚えておいて欲しいのが、頼れる親の言葉は重みがあるという事です!
自分の子供を育てるために、とてつもない苦労や努力をしてくれるおかげで、今の自分の生活があることを忘れてはいけません!
親は子供に自分の苦労を見せないようにしている物です!
そして学生の妊娠で下した決断はとても重みがあり、責任を持つ重要性を理解してこれからの生活に活かしていきましょう!
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