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宿題はメリットがないのでやらない方がいい!?宿題って本当に必要?

宿題やりなさい!

宿題終わったの?

 

皆さんはこんな言葉を、子供に言った事ってありませんか?

 

このように質問すると恐らくほとんどの方が【あるに決まってるでしょ!】って言うと思います!

 

言った事のない人を探す方が、難しいのではないでしょうか?

 

今回は当たり前になっている宿題って、実はメリットがないよって言うお話をして行きます!

 

こいつはいきなり何を言い出すんだと思うかもしれませんが、お付き合いください!

 

この記事では宿題を廃止したら、以前より学力アップにつながったと言う事例をもとに、宿題のメリットについてお話ししていきます!

 

子供の学力アップに悩んでいる方は、特に役立つ情報となっています!

 

逆転の発想が満載で、意外に感じる事も多いかもしれませんが、是非目を通してみて下さい

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 宿題を無くすと学力がアップする⁉

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皆さんは宿題を無くすると、学力がアップするって言われて信じますか?

大半の方はまず信じられないですよね

 

そりゃそうです!

 

みんな勉強しろ、宿題しろって言われて育ってきたわけですから

大人になった今は、子供に同じことを言っている訳ですから、信じられなくて当然です!

 

でもこれって本当の話で、学力アップを狙うなら宿題を無くすのが近道です!

 

【そんなわけ無いでしょ】って言う声が聞こえてきそうですが、実際に宿題を無くした事で学力をアップさせた学校がありますので、紹介していきますね

 

今から紹介するのは、東京都千代田区麹町中学校に赴任して大胆な教育改革をした、工藤勇一校長のお話です!

 

この工藤校長は逆転の発想で教育を改革した有名な人で、【今でしょ】で同じみの林先生からインタビューをされた事もある方です

 

では工藤先生が実際に行った改革と、はいったいどんなものだったのか、詳しく見て行きましょう!

宿題を廃止する

工藤校長は公立中学校の教師、教育委員会を経て2014年に麹町中学校に着任されました

 

工藤校長が初めに取り掛かった改革が

 

【宿題を廃止する】

 

という事でした!

 

  • もともと宿題なんて意味がない
  • 宿題は修行でしかない

 

と言う独特の考えを持っている方で、今までの教育とは真逆の感性があるショッキングな先生と言えます

 

今でしょの林先生も、インタビューをした時にこのお話を聞いて『もっと大きい声で言って下さい。僕はそれをずっといい続けています』と言って、意気投合したと言うエピソードもある位です!

 

一見すると、宿題をしないと学力は下がってしまう様に感じると思いますが、教育を身近で見てきた方だからわかる、問題点があるからこその逆転の発想と言う訳です

なぜ宿題は必要ないのか?

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宿題が必要ない理由って実はとても簡単で、単純作業になりやすいからなんです!

 

工藤校長もこの様に考えていて、宿題の廃止を決めました

と言うのも定期テストや宿題って、暗記する事である程度は何とかなってしまいますよね?

 

ある意味、暗記と言う単純作業を【やらされている】【詰め込みをさせられている】と言う訳です

 

このやらされていると言うのが曲者で、自主的にやっている訳では無い為、反発心が生れ結果として、宿題や勉強が嫌いになってしまいます

 

宿題の大事なポイントとして、人にやらされている感が強い宿題は、結果として子供のやる気をなくしてしまい、逆効果になるので意味がないのです!

子供のやる気を出させることが重要

先程やらされている感が強い宿題は、逆効果と言う話をしましたが、解決悪はあるんでしょうか?

 

答えは簡単で次の2点に気をつける事で解消されます!

 

①興味を抱かせて、自分から行動させる

②達成感を味合わせる

 

今回の話に出て来る工藤校長は、定期テストを止めて単元テストと言うものを導入しました

 

単元テストとは、数学で例えると授業の単元が一次方程式なら、一次方程式の問題からしか出ないテストです!

 

1つの単元を終えて、その内容をしっかりと理解しているか、チェックをする為のテストと分かりやすいと思います

 

工藤校長の凄い所は、この単元テストの結果に不満がある場合、再度チャレンジできるようにしたところです!

 

再度チャレンジできるので、自分が苦手な部分をしっかりと把握して、そこに焦点を絞った勉強ができるんですね

 

100満点のテストで70点だったなら、分からなかった30点の部分に絞って勉強できれば、次は満点が狙えると言う訳です!

 

しかも再チャレンジできるという事は、自分から望んで勉強に向き合う事にもつながるため、好循環が生まれます

 

やる気が無ければ、自分から進んで宿題なんてしませんからね!

やらされているうちは成績が伸びる訳がない

【やらされてる感】【詰め込まれてる感】があるうちは、成績が伸びる事は難しいです

 

皆さんも経験がありません

イヤイヤやっている事って、なかなか頭に入らないじゃないですか?

 

仕事でもそうです

自分から覚えようと必死になっている人は、物覚えも早くいのですが、やる気が無いけど人から言われてるから、仕方なくやっている人は覚え方が全然違うじゃないですか!

 

これと同じです

 

 

単元テストの内容に不満があったら、再チャレンジできると言う事は、自分から率先して分からないところを見つけるという行動なので、やらされてる感が無くて、自分から行動を起こしやすいんです

 

自分で起こした行動で70点が100点になったら、達成感も当然味わえますしね!

自分の意志で起こした行動が成功に繋がったら、達成感が半端ないと思いませんか?

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宿題をしない子供に対する声掛け方法 

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今回は宿題をするメリットが無いと言い続けてきましたが、 誤解が無いように言っておきます!

 

宿題にメリットが無いのは、今まで皆さんが経験しているような暗記であったり、やらせるタイプの宿題では、意味が無いという事を言っていますので、全く勉強をしなくても良いですよと言っている訳では無いですからね

 

現状では宿題が出ない学校なんて、正直ほとんど無いんですから…

 

大事な事なので繰り返しますが

 

子供のやる気を引き出さないと成績なんて伸びませんよ!

 

親としてはついつい言ってしまう言葉が原因で、子供のやる気を奪ってしまうことがあります

 

逆を言えば声掛けを間違わなければ、子供の意欲を引き出してあげる事に繋がって

、効果的な勉強になります!

しなさいは言ってはいけない

ついつい言ってしまうのが、【○○しなさい】ではありませんか?

 

私も気をつけないとついつい子供に言ってしまうので、日頃から注意しています!

この【○○しなさい】って言葉を聞いて、あなたはどう思いますか?

 

これって命令口調に聞こえません?

 

人って不思議な物で、【やれ】って言われるとやらなくて、【やるな】って言われると、なぜかやっちゃうんですよ

 

経験ありませんかね

 

 

開けちゃいけないって言われると開けちゃいたくなるし、見るなって言われると見たくなる

 

昔話でもこういった場面ありますよね!

 

何が言いたいかと言うと、しなさいって言葉は逆効果で教育に使ってはいけない言葉なんです

 

普段からこういった言葉を使っているという人は、子供のやる気をなくしているのは、実はあなた自身なのかもしれませんよ!

 

こちらは、子供にやる気を出させる方法を詳しく書いた記事なので、どんな言葉が駄目でどんな言葉が効果的なのか分かりますので、合わせて読んで見て下さい

    ↓ ↓ ↓ ↓

www.umeblog.work

 

何で出来ないの?と子供を責めない

勉強が得意な子供もいれば、苦手な子供もいます

出来ない事を責めるような、言葉を使う事はやめましょう!

 

子供のやる気を引き出してやらないと、成績は伸びないって言ったのを覚えています?

 

宿題で答えを間違っても、子供を責めてはいけませんよ!

 

むしろ間違ってもいいんです

 

間違った問題に、もう一度取り組むように目を向けてあげればいいんですから

 

間違いを責められると、再度取り組む気分になんてなる訳ないじゃないですか?

 

例えば仕事で、上司に間違いを責められて再度取り組まないといけない、あの感覚を思い出してみて下さい

 

責められたって仕事だから仕方無くやりますが、はっきり言ってやる気なんて出ませんよね?

 

あれと同じ状況を作らないようにしてあげる事が、大切なんですよね!

良く出来たねと褒めてあげる

子供のやる気を引き出すには、やっぱり親が褒めてあげる事が一番です!

 

褒められて嫌いな人間はいませんから!

褒めてもらった経験があると、次も褒めてもらいたくなって、自分から進んで勉強をする様になっていきます

 

進んで自分から行動する様になっていくので、結果として学力がアップしていく事でしょう!

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 まとめ

 

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宿題にメリットは無いという、今までの教育とは真逆の事を書きましたが、いかがでしたか?

 

にわかには信じられない方もいたかもしれませんが、紛れもない事実です!

 

ただし今回の記事の中でも書きましたが、宿題そのものが全く無駄だと言っている訳では無くて、今までの宿題のやり方ではメリットが無いと言う事を伝えたいです

 

今回紹介した工藤校長のやり方は、宿題を無くした代わりに、子供の自らの意志で自宅学習をするようになったので、結果として学力が上がったのです

 

決して無理やりにやらせたのではないと言う事が、最大のポイントですね!

 

ここでおさらいをしておきましょう!

 

  • 宿題にメリットが無いと言えるのは、単純作業になってしまうから
  • やらされてる感・詰め込まされてる感を無くすことが大事
  • 自分から進んで分からないところを調べる様に行動させる
  • 勉強をやらされているうちは、いくら頑張っても成績が伸びない
  • 1度駄目でも再度チャレンジする環境を作る事で、自分から行動する様になっていく

 

こういった事に重点を置いて自宅学習をすると、少しずつではありますが成績がアップしていきます!

 

自分が苦手な分野の特徴を理解して、ピンポイントで学習することも大切なんです!

全体をまんべんなく勉強するのも良いですが、分からないところがあれば集中的にやる事も、時には必要です!

 

ただしあくまでも自分の意志で、分からないところを調べる様に持って行かないと、メリットの無い宿題と同じようなってしまうので、注意して下さいね!