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梅ジュースが発酵すると泡が出る!対処法と飲むときに注意して欲しいポイント!

梅ジュースの元である梅シロップですが、発酵してしまい泡が出てくることってあるんですよね!

せっかく作った梅シロップから泡が出ると、結構焦ります…

 

『梅シロップの瓶が泡立っているけど大丈夫なのかな?』

 

このように心配している人って、意外といるんじゃないですか?

 

という事で、今回は

 

  • 発酵した梅ジュースは飲んでも大丈夫なのか?
  • 梅ジュースが発酵するのは何で?

 

などの梅ジュースの発酵に関する事をまとめましたので、是非参考にしてみて下さい!

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梅シロップの発酵し始めはこうなる

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梅シロップが発酵すると、まるでビールの様な泡が立ってきます!

 

発酵し始めの頃は泡も少ししか立たないので、そこまでは気にならないのですが、発酵が進んでくると結構な泡が出るので、かなり焦ります…

 

イメージとしては

 

発酵し始め⇒微炭酸の小さな泡が立つ

発酵が進んでくる⇒ビールの様なしっかりとした泡が立つ

 

と言った感じです!

 

『去年梅シロップを作った時は、発酵しなかったのに何で今回は発酵したんだろう?』

『せっかく作ったけど、発酵したから最初から作り直しか…』

 

と感じるかもしれませんが、実はこれって梅ジュース作りでよくある事なんで、あまり気にしない方が良いですよ!

 

梅ジュースの上手な作り方をまとめた記事がありますので、下記を参考にしてみて下さいね!

↓ ↓ ↓ ↓

www.umeblog.work

 

※仮に発酵が始まっても早めの対処が出来れば問題ないので、発酵が始まったタイミングをしっかりと見極める事が重要になって来ます!

発酵を見極めるポイント

梅シロップの発酵を見極めるポイントは2つあるので、梅が入っている瓶を定期的に観察する様にしていきましょう!

 

1つ目は、泡が立っているかどうかを確認します

 

泡は目に見えるので、発酵が始まった事が一目瞭然で分かると思います

 

ただ、最初の頃は微炭酸の様な泡なので、発酵が始まったから出た泡なのか、それとも瓶をゆすった時に出来た泡なのか、分かりにくい場合があるんです

 

梅シロップ作りって氷砂糖を溶かす為に、定期的に瓶をゆすったりしますからね!

 

発酵が始まった泡を、ビンをゆすった時に出来た泡と勘違いしちゃうんですよね

 

発酵の泡か、瓶をゆすった時に出来た泡なのか区別がつかない時は、匂いを嗅いでみましょう

 

この匂いが2つ目のポイントなので、見た目と匂いに注意していきましょう!

 

梅シロップって瓶の蓋を開けると、砂糖の甘い匂いと梅の爽やかな匂いがしますよね?

 

でも発酵が始まると、甘い匂いからアルコールみたいな匂いに変化していくので、結構すぐに分かりますよ!

 

この2つのポイントに気を付けていれば、発酵が始まったタイミングを見逃さないので、早めの対処が可能です!

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梅シロップが発酵がした場合の対処法

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どんなに気を付けていても、どんなにベテランでも、梅シロップが発酵してしまう場合があります!

 

『やばっ。発酵が始まっちゃったよ。』

 

こんな時は、慌てずに対処すれば大丈夫です(^-^)

 

発酵を止める方法って実は簡単なので、梅シロップから泡が出たり、アルコールっぽい匂いがしてきたら、ぜひ試してみてください!

 

今から紹介する対処法は

 

①梅のエキスがしっかりと出た場合

②梅のエキスがまだ出ていない場合

 

によって対処法にが少し違いますので、注意して下さいね!

 

一般的には、梅のエキスがしっかりと出てシロップが完成するのは、梅を漬け始めて3週間過ぎたあたりと言われています

 

また青梅がしぼむ(シワシワになる)とエキスが出た証拠なので、目安にしてみて下さい!

梅エキスが出る前に発酵した場合の対処法

これから紹介する4つのステップを踏む事で、発酵を抑える事が出来ます!

 

①梅の実だけを取り出して、残った液を弱火にかける

          ↓

②アクを取りながら、15分程弱火にかける(※この時、沸騰は絶対にさせない事)

          ↓

③液をしっかりと冷やす

          ↓

④しっかりと冷めたら、液と梅を瓶の中に戻してあげる

          ↓

⑤梅のエキスが出るまで、直射日光の当たらない涼しい場所で保管する

梅エキスが出た後に発酵した場合の対処法

基本的には、エキスが出る前の発酵の時と比べると、①~③までのやり方は変わりません!

 

梅のエキスが出たかどうかの目安として、梅の見た目の変化で判断します

 

漬ける前の青梅の実は、しっかりとした硬さと張りがあると思うんですが、漬け始めて2~3週間程すると、あんなに硬かった梅の実がシワシワになってくるんですよ!

 

このように梅に変化が見られれば、エキスが出てきたサインと言う訳です

※ただし、中にはヘタの周りがくぼむだけの梅もあります

 

梅がシワシワになっていたら、梅のエキスがしっかりと出ている証なので、液を15分程煮てから冷ましたら、瓶の中に戻すのは液だけでOKです!(梅のエキスが出きった後の梅は必要ないので)

 

液を瓶に戻したら、直射に当たらない涼しい場所に保管してあげましょう!

梅シロップが発酵するのってなんでなの?

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まず初めに言っておきますが、どんなにレシピ通りに作ったとしても発酵する事があるので、あまり気にしない方が良いです!

 

大事なのは発酵が始まった時に、焦らず対処できるかどうかの方が大切ですよ

 

主に梅シロップが発酵する原因として考えられるのが、次の5つです!

 

  1. 青梅を使わなかった(完熟の梅を使った)
  2. 砂糖の分量が多すぎた
  3. 瓶をしっかりと煮沸消毒しなかった
  4. 梅シロップの保管場所が悪い
  5. 砂糖が思ったように溶けなかった

 

※この5つに該当する場合は、梅シロップが発酵してしまう可能性がありますので、注意しましょう!

 

特に時季外れに梅シロップを作ろうと思っても、時季外れの為に青梅が手に入らず、完熟梅でシロップを作ろうとする人がいます

 

私の今までの経験上、完熟梅を使うと、シロップが発酵する事が多かったですね

 

あともう1つ大事なのが、保管場所です!

 

梅を漬ける瓶って意外と大きくて、場所を取るんですよね…

 

その為シンクの下などに場所空きが無いと、置き場所が無いと言う事が起こりやすいです

 

その結果、冷暗所では無い所に保管してしまい、発酵をさせてしまうんです!

 

そうならない為にも、梅を漬ける前に瓶を保管する場所を確保して、その後に梅を漬ける事をおすすめします!

発酵とカビをの区別をしっかりとつける

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梅ジュースを作る時、誰しもシロップを発酵させてしまう可能性があります!

 

誰でも起こるんだからと言って、100%安心かというとそうではありません

 

ここで注意しないといけないのが、発酵とカビを絶対に間違えないようにすることです!

 

発酵の場合は天然の酵母なので、実際は飲んでも構いません

※ただしカビが生えているようなものは、絶対に飲んではいけませんよ!

 

カビなのか発酵なのかを簡単に見分けるには、匂いを嗅いでみると良いでしょう!

 

  • 発酵の場合⇒甘酸っぱい匂いがする
  • カビの場合⇒物が腐ったような匂い・独特のカビの匂い

 

カビが生えた時の匂いを嗅ぐと、変な匂いがして『これって飲んじゃいけない匂いだな…』ってすぐ分かりますので、匂いを嗅げば一目で判断出来ると言う訳ですね!

 

苦労して作った梅シロップとは言え、カビが生えてしまった時は、もったい無くても捨てるしかありません…

カビが生えない為に気を付けたい5つのポイント

せっかくの梅シロップにカビを生えさせないためにも、特に気を付けたい5つのポイントを、今から紹介していきます

 

これは梅シロップだけではなく、果実酒を作る場合も同様に気を付けたい事なので、覚えておくと色々役立ちますので、是非覚えておきましょう!

①漬け込む瓶をしっかりと煮沸消毒する

瓶はしっかりと煮沸消毒しておかないと、漬け込んでいった際にカビが発生する原因になってしまいます!

 

瓶の消毒方法は下記のサイトを参考にすると分かりやすいです

 

www.kitchenparadise.com

 

 ②身にハリがある青梅を選んでから漬ける

スーパーなどで青梅を買う時は、身にハリがある梅を選びましょう

 

触ってみて変に柔らかい物や、傷があるものは選ばない事が重要です!

 

こういった物は選ばないのが無難です

↓ ↓ ↓ ↓

紀州みなべ 松川農園の南高梅 青梅・梅干・金柑 産地直送 梅日記6月

 

梅にキズがある場合、漬けこんだ際に雑菌が繁殖しやすく、カビの発生の原因になってしまいますので、気を付けて下さい!

③洗った梅はしっかりと乾燥させる

まずはヘタをつまようじで取りましょう!

↓ ↓ ↓ ↓

冷凍梅で作る梅酒・梅シロップの作り方 | 農家のレシピ

梅のヘタを取ったら、丁寧に梅を洗って下さい!

 

洗ったらざるなどに重ならない様にして、しっかりと乾かしましょう

 

ポイントは天日に当てないで、陰干しでしっかりと水分を乾かしてあげて下さい!

 

この時しっかりと乾燥させないと、水分が残ってしまい、瓶の中でカビが生えてしまう場合もありますので、気を付けましょう

④瓶の蓋をしっかりと締める

瓶の蓋をしっかりと締めておかないと、梅が空気と触れる時間が長くなり、菌の繁殖が始まってしまいます!

 

菌の繁殖を抑えるために、空気に触れさせないよう、瓶の蓋はしっかりと締めましょう

 

シロップの出来を確かめるため、匂いを嗅ぐ時に瓶の蓋を開け閉めするかと思いますが、匂いを嗅ぎ終わったら、蓋の締め忘れが無いようにして下さいね!

⑤涼しい場所で保管する

直射日光の当たらない場所で、出来るだけ一定の温度の涼しい場所に保管をする事も、カビを生えさせない為に大切なポイントです!

 

温度変化が激しい場所だと、カビの繁殖が進んでしまうため、保管場所としては適切ではありません

 

家の中で適切な冷暗所を見つけ、保管する様にしていきましょう!

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そもそも発酵した梅シロップは飲んでもいいの?

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カビが生えたシロップでは無い限り、発酵した梅シロップを飲んでも、問題はありません!

 

炭酸自体は強く無いので、微炭酸でフルーティーな香りが楽しめます!

 

匂いは白ワインに近い感じで、個人的には好きな部類に入ります(^^)

 

発酵と聞くと、悪い物に変化してしまうと誤解する人がいますが、実際は違います

 

酵母菌の作用で発酵する訳なので、体に悪い物にはなりませんので、安心しましょう!

 

個人的には発酵したものでも好きですが、梅の香りや砂糖の甘みは、弱くなってしまうのが唯一残念な点と感じます

 

※梅の新鮮な香りだったり、甘みを楽しみたい人は、発酵した梅シロップは正直物足りなく感じるかもしれません

まとめ

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 爽やかな香りと甘みが人気な梅ジュースですが、どんなに気を付けても発酵が始まってしまう事があります

 

飲んでも害は無いので、そこまで焦る必要はありませんが、風味や匂いに変化があるので、梅ジュースの爽やかさが好きな人は、今回の紹介した方法で発酵を止める様に対策していきましょう!

 

上手に梅シロップを作って、夏の暑さを梅ジュースを飲んで乗り切りましょう!