暑くなって来ると飲み物を飲む機会が増えますよね?
ですが冷たい飲み物を飲みすぎると、体に良くないっていうし…
そんな時におススメなのが、とっても簡単に出来て美味しく健康にも良い、そんな梅ジュースを紹介します!
梅ジュースの作り方を見ると一般的には、梅のアク抜きをするするようにおすすめしているところが多いです!
ですがこれでは作るのに時間もかかってしまい、はっきり言って面倒では無いですか?
という事で今回はアク抜きをしなくてもとっても簡単にできる、梅ジュースの作り方を紹介します!
梅ジュースは甘酸っぱく、夏にぴったりで栄養補給も出来るジュースです!
子供の水分補給にもピッタリなので、是非真似して作ってみて下さいね!
では早速行ってみましょう
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アク抜きしない梅ジュースの作り方
梅ジュースと言えば暑い夏にぴったりな定番ジュースです!
これを飲めば夏バテ知らずで、暑い夏を乗り越える事が出来ますよ
作り方はとっても簡単で誰でも出来ます。しかも今回は梅のアク抜きをしない方法です!
一般的な梅ジュースは青梅を使って作る事が多いのですが、この青梅は渋みやえぐみがあり、アク抜きをしないと美味しい梅ジュースにはなりにくいんです
ですが今回の梅ジュース作りに使う梅は、青梅と完熟梅の丁度あいだの熟し具合の【熟れ始めた梅】を使って作っていきます!
完熟でもなく青青梅でもない、ちょうど中間の熟し具合の梅を使う事が、アク抜き不要で簡単な梅ジュースを作り事が出来るポイントなので、梅の熟し具合をしっかりと見極めて梅を購入する様にしましょう!
アク抜き不要な梅ジュースの材料
今回使う材料は青梅が少し熟した、黄色がかった梅を1キロ準備しましょう!
それと氷砂糖を梅と同様に1キロ準備して下さい!
- 梅1キロ
- 氷砂糖1キロ
たったこれだけでとっても簡単で、美味しい梅ジュースが出来上がりますよ!
ちなみに黄色がかった梅っていうのは、こういった状態の物です↓
逆に若い青梅と言われる梅はこんな感じ↓
見るからに青梅の方は固い感じが見て分かると思います!
黄色がかった梅は 少し熟しが始まっているので、皮が少し柔らかそうに見えませんか?
今回はこのような少し熟した梅を使うようにしましょう!
まずは梅を漬ける瓶を用意しましょう
この瓶は自宅に余っていればそれを使っても良いですし、もし手元に無かったらダイソーの瓶で十分作る事が出来ますので、そちらを購入して使っても構いません!
ちなみにこんな感じ↓
理想は密閉できるタイプでサイズが大きい瓶がおススメです!
もしなかったらばホームセンターなどで売っている、梅酒作り用の瓶を使いましょう
これなら大きくて量も入るので一番間違いがありません(^^)
梅を漬ける下準備
梅を漬ける瓶を準備したら、菌が繁殖しないように熱湯消毒をする必要があります
※この工程を省くと漬け込み期間中にカビが生えたりしますので、絶対に熱湯消毒をしましょう!
大きめの鍋をお持ちのご家庭の方なら、鍋にたっぷりのお湯を沸かし準備した瓶を入れて、約5分程度熱湯消毒をしましょう!
手ごろな鍋が無ければやかんにお湯を沸かし、その中に瓶を入れても構いません
もし大きめの鍋が無い方は、熱湯を瓶の中に入れて同じく5分程度かけて熱湯消毒してあげれば、入れ物の準備は完成です!
その後はお湯を捨てて自然乾燥しましょう。布巾などで水滴を拭かず、必ず自然乾燥をしてください
※こうしないとせっかく熱湯消毒した瓶に、布巾から菌が移る可能性がありますので、必ず自然乾燥をしましょう
ここまで来たら下準備もあと一息です
まずは梅を水洗いし、ペーパータオルで水分を取っておきましょう
その後に梅のヘタを、つまようじなどで取っておきます!
梅の引っ込んでいる所がヘタです。梅のおへそと言う方が分かりやすいかと思います!
こんな感じで梅のヘタを取っておきましょう!
ヘタの部分は雑菌が繁殖しやすく、取らないで梅ジュースを作るとカビの原因やエグミが出てしまいますので、面倒でもしっかりと取る音をおすすめします!
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梅ジュース作りの手順
①まずは熱湯消毒して乾燥させておいた瓶の中に、ヘタを取った梅を並べる
※この時梅が重ならないように注意して入れて下さい!
↓
②重ならないように並べた梅の上に氷砂糖を入れます
目安とすれば梅が少し隠れるくらいの量がおススメです
※梅が見えない位氷砂糖を入れてしまうと結構な甘さになってしまい、梅の味が消されてしまいますので、ほどほどに入れる様にしましょう!
↓
③1~2の順番を瓶の上になるまで繰り返す
梅ジュースの作り方は基本的に1~2の繰り返しです
梅→氷砂糖→梅→氷砂糖→梅→氷砂糖の様にしていきます。梅と氷砂糖のミルフィーユの様なイメージで考えてもらえると、分かりやすいかと思います!
ちなみにこんな感じ
横から見るとこんな感じで、ミルフィーユ上になっていればOKです!
今回は梅1キロを基準に紹介していますが、瓶の大きさなどを考えて梅と氷砂糖の量を調節して下さい
↓
④出来上がった瓶のふたに作った日にちを書いておく
出来上がった瓶は約一か月程漬けておくので、作った日にちを忘れない様に日付を記入しておきましょう!
この日付を基準に濃い味のジュースにするか、比較的薄味な梅ジュースにするかを決める事が出来ます。一か月位が梅ジュース作る際に、必要な漬ける時間になっていますので、ご自分の好みに合わせて付ける時間を調節しましょう!
↓
⑤梅の果汁が瓶の上に上がって来たら、そこそこから20日程度寝かせておく
梅を漬け始めて大体10日前後で氷砂糖も少し溶け、梅の果汁が瓶の上まで上がって来ます
ここまで来たら梅ジュース作りは、もう最終段階です!
後はご自分の好みの漬け具合になるように、梅を寝かねましょう。エキスが瓶の上に上がってきたら、そこからさらに20日程寝かせる必要があります
梅果汁が上まで来てからさらに20日程度の付け具合が一般的なのですが、梅の味の具合などを見ながら、判断する様にしてみて下さい!
↓
⑥出来上がった梅ジュースを清潔な瓶に入れ直す
出来上がった梅ジュースは清潔な瓶に入れ直しましょう!
これは必ず必要な事ではありませんが、こうしておくと菌の繁殖が抑えられジュースが長持ちしますので、余裕があればやってみましょう
また新たな瓶に入れ直すとき、梅を取り出すことを忘れないようにしましょう
さらに梅を取り出したらジュースを一度煮てあげる事で、これ以上発酵が進むのを抑えてくれますので、可能であればやっておきたいポイントです!
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梅ジュース作りで失敗の原因は?
梅ジュース作りで多い失敗談をもとに、どうすれば失敗しないで作る事が出来るのかと言う疑問に答えていきます!
①10日たっても梅果汁が増えてこない
これは氷砂糖が少し溶け始めた頃の、瓶の転がしが足りない事が原因と考えられます!
通常であれば2~3日ほどで果汁が出始めますが、この時瓶をこまめに動かして果汁が出やすくしてあげましょう
こうすることによって果汁が出る手助けしてあげる事が出来折るので、上手く行くようになるでしょう!
②梅の味があまりしなくて砂糖の味が強い
これも梅ジュース作りで多い悩みです
作り方通りに作ったけれど、思うように梅の味がしない…という事です
これは梅の種類や品種が関係していると思われますが、通常よりも漬け込み時間がかかる梅があります。これにあたってしまうと通常の時間では梅の味がしっかりと出ず、砂糖の味しかしない梅ジュースが出来てしまいます
安心してもらいたいのですが、この場合は漬け込み時間を長くしてあげる事によって、梅の味がしっかりと出てきますので、気長に待ってあげる様にしましょう!
出来上がった梅ジュースの賞味期限はどのくらい?
自分で作った梅ジュースは、どの位の期間保存が効くのでしょうか?
自分で作るので防腐剤などを入れる訳では無いですし、賞味期限としては夏用に作った梅ジュースならば、その夏の期間中の間で早めに飲み切ってしまいましょう!
『梅ジュースは1年程度持ちます』と言う方もいらっしゃいますが、そこまで残しておくよりはひと夏で飲み切った方が衛生上良いかと思います!
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梅ジュースの使い方
出来上がった梅シロップを好みのもので割れば、簡単に梅ジュースの完成です!
もしすっきり飲みたいのであれば、炭酸水で割るのも良いでしょう(^^)
炭酸が苦手な人は、水で割って飲んでもそれだけで十分美味しいです
子供達にはかき氷の上にシロップ代わりにかけてあげると、結構喜んで食べるので騙されたと思って試してみて下さい!
この梅ジュースは飲んで美味しいだけではなく、実は料理にもピッタリなんです
例えば夏場食欲がない時、鳥の手羽先を通常通りに煮て仕上げに梅ジュースを入れるだけで、甘じょっぱい『鳥のさっぱり煮』が簡単に出来てしまいます!
これかなりおススメです!
おつまみにもなりますし、ご飯のおかずにもなってくれる万能選手に早変わりですよ
少し酸味があるので夏場の食欲がない時でも、ぴったりな料理でとっても簡単に出来上がってしまいます!
またお酒が好きな人は梅ジュースで焼酎を割ったりすると、何杯でも飲めるさっぱりとした夏向けのお酒の完成です!
このようにただ飲むだけではなく様々な物に活用ししやすいので、是非今年は梅ジュースを作ってみましょう!
まとめ
今回はアク抜きをしない梅で、梅ジュースを作ると言う話しを紹介しました
一般的にはアク抜きをするのが当たり前みたいな感じになっていますけど、実はアク肉をしなくても全然美味しく梅ジュースは出来てしまいます!
簡単に出来るだけではなく、夏場の食欲がない時でも梅の酸味と甘みが食欲をそそってくれますよ
今回紹介した梅ジュースは出来上がるまで一ヶ月ほどかかりますので、飲みたい時期を逆算して作る事をおすすめします
梅がスーパーに出始める頃が6月あたりなので、作る時期としてオススメなのは梅がスーパーに出始めた頃に、梅ジュースを作っておくことです。この時期に作っておけば暑い夏が始まるかどうかの、境目の時から梅ジュースを飲む事が出来ます!
こうしておけば夏バテ防止はもちろん、暑い夏を少しでも涼しく過ごせるのでないでしょうか!
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