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指しゃぶりを卒業させて寝かしつけるにはどうしたら良いのか

子供は本当に指しゃぶりが好きですよね!

 

はたから見ればほほえましい光景なのですが、子供を育てているお母さんにとっては、困った行動でもあります

 

一度は聞いた事があるかと思いますが、指しゃぶりを早めにやめさせないと、出っ歯になるって聞いた事ありますよね?

 

それだけではなく、指しゃぶりをしながら寝る癖がついているお子さんは、指しゃぶりを辞めさせようとすると、なかなか寝てくれないんですよね

 

という事で今回は指しゃぶりを卒業させつつ、上手に寝かしつける方法を紹介していきます!

 

  • 子供の指しゃぶりがひどい
  • 指しゃぶりを止めさせたい
  • 指しゃぶりをしなくても、上手に寝てくれる方法を知りたい
  • 指しゃぶりを止めさせる方法って無いかな?

 

こんな悩みを解決していきます!

 

簡単なようで意外と難しい指しゃぶりですが、ポイントをしっかりと抑えれば大丈夫ですので、今日から早速実践していきましょう!

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 子供が指しゃぶりをするのは何故?

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赤ちゃんはお母さんのおっぱいを飲んで成長しています!

お母さんがおっぱいが出ない時は、哺乳瓶を使ってミルクをあげますよね?

 

子供の指しゃぶりって、実はお母さんのおっぱいを連想してしている行為なんです

 

子供が指しゃぶりをするときをイメージしてみて下さい!

 

大抵は寝る前か赤ちゃん自身が気持ちを落ち着けたいとき(泣きつかれて寝そうなときなど)、こういった場面でよく見ませんか?

 

赤ちゃんは寝る前におっぱいをたくさん飲んで、お腹をいっぱいにしてから寝ますよね?

緊張をほぐしたり、甘える時は指しゃぶりをするんですよね!

 

このことから分かるように、子供が寝る時や甘えたい時は、お母さんのおっぱいが切り離せない存在になっているんです

 

同じように泣きつかれて寝る時も、指しゃぶりをする子供が多いですよね?

 

という事は本能的におっぱい、またはそれに近いものがあると、子供は安心するという事ですね!

指をチューチューする動きは、まさにお母さんのおっぱいを飲むしぐさそのものです

 

子供が指しゃぶりをするのは、安心感を求めての行動だという事です

指しゃぶりのメリットとデメリット

子供にとっての指しゃぶりは、メリットとデメリットの両方があって、止めさせる時期などをしっかりと考えておかないと、親は後悔することになります…

 

まずは子供が指しゃぶりをする事で、どのような事が起こるかをしっかりと把握することが大切です!

 

指しゃぶりを止めさせるには、段階を踏んで少しずつ進んでいく事がポイントなので、子供が今どんな気持ちなんだろうと、親が気づいてあげる事が大事になって来ます

指しゃぶりのメリット

赤ちゃんは本能的におっぱいを求めます。これは自分が生きるのに必要なものだと、脳にインプットされているからで、おっぱいまたはそれに近い感触の物は本能的に安心感を与えてくれます!

同じように子供が安心感を求める時って、一番は寝る時ですよね?

 

例えば野生動物が寝る場合、常に危険が付きまといます。いつ他の動物に襲われるかもしれない、そんな状況で寝るには『ここなら安心だ』と思える場所が必要ですよね

 

人間も同じように、寝るときは子供であろうと大人であろうと、安心感の無い場所では寝られません。寝るには安心感が必ず必要なのです。この安心感を得る方法として、おっぱいに近い感触の指をしゃぶる事で、子供は安心感を得ているのです

 

子供が指しゃぶりをしている時は、精神的に安定を求めていて指しゃぶりをすれば気持ちが落ち着く、こういったメリットがあります!

指しゃぶりのデメリット

子供の気持ちを落ち着かせるのに役立つ指しゃぶりですが、残念ながらデメリットもあります

 

幼児は歯が生えてきたとしても、歯茎自体が弱くグラグラしています。この状態で指しゃぶりを続けると、歯が外側に出てしまい出っ歯になる可能性があります!

 

歯の矯正をした事がある人は分かると思いますが、矯正は時間もかかりますし、結構なお金がかかります。何よりも痛みが伴います

 

適切な時期で指しゃぶりを止めさせないと、歯並びが悪くなる原因になってしまいます!

 

その他にも、指しゃぶりをしながら寝る癖がついた子供は、指しゃぶりをしないと落ち着かなくなり、なかなか寝てくれないようになってしまいます

 

無理に口から取ろうとすると、泣き出してしまう始末…

 

このようにあまりにも指しゃぶりに依存してしまっていると、指しゃぶりが出来ない事で気持ちが不安定になり、怒ったり泣き出したりしてしまうデメリットがあります!

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指しゃぶりを止めさせる方法

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子供が指しゃぶりをするのは安心感を得るためと説明しましたが、指しゃぶりを止めさせるには、安心感がキーワードになって来ます

 

指しゃぶり=安心感

今まではこの様に感じていたものを

指しゃぶり以外の物=安心感

 

このように感じさせればいいわけです!

言葉を換えれば、『すり替える』と考えても良いですね!

 

具体的には本を読んであげるのが有効です

今までは指しゃぶりで安心感を得ていたところを、お母さんの声(絵本を読んでいる声)で安心感を得る様にすり替える事で、指しゃぶりを止めさせることが出来ます!

 

絵本でなくても音楽でも構いませんし、お腹をポンポンしてあげるでも良いです!

子供が安心することが出来るなら、決まりは無く何でも構いません

 

子供の好みや性格を見て、何をすれば安心するか見つけておきましょう!

 

こうすることですぐにでは無いですが、次第に指しゃぶりをしなくても良いような環境に自然となっていき、親が気づいたときにはいつの間にかやめていた、こういった事が起こりやすくなりますので、試してみてください!

寝る前の指しゃぶりを止めさせたい

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指しゃぶりが多いのは、ダントツで寝る前です

 

寝る前の指しゃぶりを止めさせたいのであれば、無理に指を抜かない事です!

 

よくありがちなのが、指しゃぶりを止めさせたいがために、無理やり指を口から離してしまう事です。これでは安心感を求めて、指しゃぶりをしている子供の気持ちとは真逆の行動を、親が取ってしまっています…

 

これでは無理に止めさせようとすればするほど、子供は安心感がなくなってしまい、寝るどころか怒ってみたり泣き出してしまいます

 

ですがこのままでは、いつまでたっても指しゃぶりが治りませんよね?

 

ではどうするのか?

 

結論から言うと子供が起きている時に、指を取るからいけないのです!

 

起きている時ではなく寝ている時、それも寝始めの段階で指を取っちゃいましょう!

 

寝ている子供を観察していると分かりますが、寝返りを打った後・眠りが浅い時などに、寝ながら指しゃぶりをしているんですよね

 

この時に指を取る事で指しゃぶりがない状態でも寝れる事が分かり、次第に指しゃぶりをしなくても、眠りにつくようになります。やり始めは起きてしまったり、口から出した指を再度加える事もありますが、焦らずに見守りましょう!

 

※1日で劇的に指しゃぶりが治る訳では無いので、長い目で見てあげましょう。慣れない事に慣れるには、どうしても時間がかかるのは仕方ありません

www.umeblog.work

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 指しゃぶりを止めさせる時期は?

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指しゃぶりを止めさせる方法が見つかったならば、次は何歳までをめどに止めさせれば良いのかを紹介します!

 

そもそも指しゃぶりは、早い子で生後4か月あたりから始まります。その後成長と共に、時期を見て止めさせないといけません

 

一つの目安として、3歳になるあたりまではそのままでも構いませんが、このあたりから指しゃぶりを卒業する練習が必要でしょう!

 

指しゃぶりのデメリットの部分でも説明しましたが、指しゃぶりが原因で歯並びが悪くなる可能性があります。このまま放っておくと歯並びが悪くなるだけではなく、発音にも影響する場合があります

 

同じように歯並びが悪い事でかみ合わせが悪くなり、食べ物をを上手にかみ砕けない生活になるかもしれません…

 

3歳と言う時期は歯茎もしっかりとしてきて、大体の乳歯が生えそろう時期でもあります。この時期あたりにしっかりと指しゃぶりを止めさせておかないと、何度も言っている様に、歯並びが悪くなり将来的にわたってのコンプレックスになりかねません

 

3歳を過ぎて4歳や5歳でも指しゃぶりを治せないと、将来マウスピースを使っての治療や、矯正装置を使っての長い治療が始まりますので、出来る限りそうならないためにも、3歳過ぎた位から指しゃぶりを卒業する練習を始めて行きましょう!

どうしても指しゃぶりが治らない場合に試したい事 

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これまで紹介した方法で指しゃぶりが治らない場合は、少し違う方法を取ってみましょう!

 

例えば指しゃぶり卒業の為の薬を指に塗る、または指に伴倉庫を貼るのも効果が期待できます

 

専用の薬は口に入っても無害な成分で出来ていて、指しゃぶりをした際に口に入っても大丈夫な様に出来ています!

この薬は苦い味がするのが特徴で、子供の指に塗っておけば指しゃぶりをした際、苦さで指しゃぶりを嫌がり、少しずつ指しゃぶりをしなくなってくると言うものです!

 

もう一つの方法としてなかなか治らない指しゃぶりには、指先に絆創膏を貼ってみるのも良いでしょう

口に入れた時の違和感から、指しゃぶりをすると嫌な気持ちになると思わせ、徐々に指しゃぶりをしなくさせる方法です!

 

※絆創膏は子供が間違って飲んでしまう可能性も十分ありますので、この方法を試す場合は十二分に注意して試すようにしましょう

 

子供の頃は特に、本能的に『苦い物は毒だ』と感じる様になっています

 

子供の頃ピーマンが嫌いな子供が多いのは、本能的に苦い味のピーマンを本能的に『毒の可能性があるから食べるのはやめよう』と、脳が判断するためです!

 

専用の薬はこれと同じ原理で、苦い味を利用して子供に指しゃぶりを止めさせると言う方法です!

どちらの方法も子供に違和感を覚えさせ、『指しゃぶりをすると嫌な思いをするからやめよう』と、思わせる事がポイントになっています!

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まとめ

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指しゃぶりは適切な時期にやめさせないと、将来歯科矯正などの問題が付きまとってきます

 

子供は指しゃぶりをする事で、安心感を求めています!

 

子供が安心感を感じる場面をあえてずらしたり、専用の薬で指しゃぶりを止めさせることは、一度で全てが出来る訳ではなく長い目で見てあげましょう

 

最初から上手く行く人なんていませんし、今までとが変わってから慣れるまでにはどうしても時間がかかります

 

これは大人でも子供でもみんな一緒です!

 

矛盾しているようですが、指しゃぶりを止めさせるポイントは指しゃぶり以外で安心感を与えつつ、適度な違和感を覚えさせて指しゃぶりしないように導いてあげる事が、非常に大事になって来ます!

 

指しゃぶりを卒業させる時期を見誤ると、将来的にお金と時間をかけて歯科矯正をしたり、噛み合わせの問題が出てくる可能性があります

 

こういった問題を将来的に起こさないために、今回紹介した方法を試してみて、指しゃぶりの卒業させましょう!

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