少年サッカーを見ていると、低学年の頃から上手い子供と、あまり上手じゃない子供に分かれてしまいますよね?
確かに一人一人身体能力の違いはあるので、みんながみんな同じ様にサッカーが出来る訳ではありません
とは言え、低学年でサッカーの上手い人と下手な人に分かれてしまうのは、身体能力の違いだけでないと思いませんか?
実は、低学年の子供でサッカーが上手い子供は、親の行動に共通点があったんです!
同時にサッカーが上手じゃない子供は、親の行動が少なからず関係しています
この記事では
- サッカーが上手い子供の親に共通する事
- 子供がサッカーを上手になるために必要なポイント
- 上手な子供との差を埋めるにはどうしたら良いのか
- 素人の評価に惑わされ過ぎている
- 大人の価値観を子供に押し付けない
こういった事を伝えていますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
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サッカーが上手な子供の親に共通するポイント
サッカーが上手な子供の親には共通点があります!
大きく分けて、以下の4つの部分で共通する事が多いので、自分自身はどうなのか当てはめながら見て行きましょう
- 子供に過度な期待をかけていない
- サッカーを楽しむ気持ちを優先させている
- 子供との距離感の取り方が上手
- 子供のミスの責任は子供に取らせている
さらに言うと、この4点には共通点があって【子供の自立する心を優先させている】という事です!
親が子供の自立を促すような環境作りが出来ていると、サッカーが上手い子供になる可能性が圧倒的に多いです!
もし現在あなたが、先程紹介した4点を子供に対して出来ていないなら、少しずつでも良いので、変える様に努力をして行きましょう
①子供に過度な期待をかけない
自分の子供はやっぱり可愛いものです!
我が子が一番かわいいと言うのが、本音だと思います
我が子を可愛がるあまり、子供に過度な期待をかける親がいますが、それはやめましょう!
期待する事は悪いことではありませんが、過度な期待が我が子を潰してしまうからです
サッカーが上手な子供の親は、過度な期待をかける事をしません。サッカー以外でも大切な事がある事を理解しているからです!
例えサッカーが上手じゃなくても、その他で頑張れば良いと考える余裕があるので、過度な期待をかけないので子供にストレスがかからず、のびのびとサッカーが出来るんです!
成長過程である我が子に【もっと成長して欲しい】という気持ちを持っていますが、あくまでも少年サッカーだからと考えて、そっと成長を見守る位が丁度いいんですよね!
②サッカーを楽しむ気持ちを優先せている
少年サッカーのコーチなどから【○○君はサッカー上手ですね】みたいな事を言われると、親としては少なからずその気になってしまいますよね?
そうなってくると、【もっと上手くなれば、プロになれるかもしれない】と思うようになり、サッカーを楽しむのよりも上達する事をメインに考えてしまうんです
こうなるとサッカーをするのが窮屈になってしまい、上達どころかサッカーが嫌になってしまうんですよね
その点、サッカーが上手い子供の親は、サッカーを楽しんでやる事を1番に考えています!
低学年だからこそ、テクニックがどうだとか戦術がどうだとか、難しい事を言わないで、楽しむ事を優先させてあげましょう!
そうすれば
【サッカーが楽しい】
↓
【もっと上手くなりたい】
↓
【上達するために練習する】
↓
【サッカーがさらに上手くなり褒められる】
↓
【サッカーがもっと好きになる】
という好循環が生まれて、結果としてサッカーが上手くなっていきます
プロの選手も同様に言っていますが、まずはサッカーを楽しむ気持ちが大切だという事ですね!
③子供とは適度な距離感を保つ
これはサッカーに限ったことではありませんが、子供との距離感を適切に保てている人は、少ないのではないでしょうか
少年サッカーを見ていると、親が応援に来ている場合がありますよね?
子供の失敗を見ても笑って流してしまう人や、特に口出しせずに子供に任せている人などは、子供の個性を認めています!
親が何でもしゃしゃり出てしまうと、何かあれば親が何でもしてくれると子供は思ってしまい、自分で考える事をしません
こうなってしまうと、自分で考えて行動する事が出来なくなってしまい、個性を出すことが出来なくなってしまいます
子供と適度な距離で接する事が出来る親は、普段から自分で判断する様に、普段の生活から訓練している状態なんですよね!
サッカーはチームプレーですが、選手1人1人が判断して目まぐるしく動くスポーツです
サッカーは各々の判断がとっても重要で、判断を素早く出来て実行できる人は、サッカーが上手い傾向があるんです!
低学年のうちから、自分で判断して動けるようになっていれば、高学年や中学生になっても、サッカーで活躍する事が出来るはず
反対に低学年の頃から、誰かに言われてからしか行動できないような生活をしていると、サッカーの上達度は少ないでしょう!
④子供のミスは子供に責任を取らせる
子供の個性を認めてあげるには、子供のミスは子供に責任を取らせるという姿勢が必要になって来ます
特に最近の親で多いのが、子供の問題にすぐに関与したがる人が多いです!
子供のミスに対して、なんでもしゃしゃり出て来てしまうんですよね
我が子が失敗すると【なんだか可哀そう…】と思う気持ちは分かりますが、何でも親がしてあげると、大きくなっても何にも出来ない子供に育ってしまいます
1度ミスした人は、次は同じミスをしない様にするには、どうしたら良いのかを自分で考えます
低学年であっても、同じ間違いをしない為に一生懸命考えているんです
自分で考えて、自分なりに出した結果を実践して、導き出した結論が合っていたのかどうかを判断しているんです
失敗は成功の元と言いますが、ミスというマイナスの経験がある方が、上達する事が出来るんです!
サッカーに当てはめてみると、ボールを奪われたら自分で奪い返しに行くのって、自分のミスを自分で挽回する、サッカーの基本に繋がるんです
自分のミスに責任を持てない子供は、ボールが奪われても奪い返しに行かない子供が多い様に思います
サッカーが上手だなと思う子供の親は、何かあってもすぐにしゃしゃり出てこないで、まずは子供本人に任せて様子を見ている人が多いですね!
自分のミスは自分で挽回する様になっていると、ボール奪われたら奪い返しに行ったり、人一倍走ってハードワークする様になるので、自然とサッカーが上達すると言う訳です
もちろん子供だけで対処できない問題は、親が解決してあげないといきませんが、それ以外の問題や小さなミスであれば、まずは子供自身に解決させる様に、そっと見守る事が大切です
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低学年がサッカーを上手くなるために必要なのは?
低学年がサッカーを上手くなるのに必要な事は、2つあります!
①とにかく楽しくサッカーをする
②ボールに触れる時間を長くする
低学年の頃は、遊びの延長線でサッカーをする位の気持ちが大切です!
サッカーを楽しんでいないと、上手くなりたいという向上心が生れません
先程紹介した様に、サッカーを楽しんだ延長線に、上達が待っている訳です
サッカーを好きな気持ちこそ、上手くなるために必要な事なんだと、理解しておきましょう!
楽しくサッカーをする事と同じくらい大事なのが、とにかくサッカーボールに触れる事です!
足で触っても良いですし、手で感触を確かめても良いです。要はボールの感触を体で覚えさせるために、とにかくサッカーボールを触るようにして欲しんです
サッカー王国のブラジルでは、四六時中ボールを素足で触り、遊んでいるそうです
子供にとっては、ボールでただ遊んでいるだけかもしれませんが、日本人の子供よりも長くボールに触れる機会があるので、あれだけのテクニックが生れると言われているんです!
当然ながら、ボールに触れる時間が無ければ長いほど、感覚が磨かれていくので、ボールコントロールも良くなって行きますよ
※低学年がサッカーを上手くなりたいならば、とにかくボールに触れて、目一杯楽しんで遊びましょう!
サッカーが上手な子供に近づくための方法
低学年の時は、体がこれから成長する段階なので、体の大きい子供もいれば背が小さい子供もいます
この頃は特に、テクニックがうんぬんよりも、足が速い事がサッカーが上手い子供の条件として考えられています
当たり前ですが、低学年にキック力や戦術などを求めても仕方が無いですからね
それよりも、足が速いとボールに何度も触れる事が出来て、ゴールに繋がる動きをすることが出来るので、プロの様な本格的なサッカーをするまでは、まずはダッシュ力を付ける様にした方が良いですね!
例えば、足を鍛えるにはこういった方法もありますので、参考にしてみましょう
↓ ↓ ↓ ↓
サッカー以外にも水泳で体力強化を図ると言う方法もありますよ。本田圭佑選手や有名スポーツ選手は、小さい頃に水泳を習っている人が多いそうですので、とってもおすすめですよ!
↓ ↓ ↓ ↓
低学年の内は、ダッシュ力を付けてとにかくボールに触るように、走れる体力づくりの方が大切です!
素人の言葉に惑わされない事が大事
少年サッカーを見ていると、サッカーを教えている人によりも、親の方があれやこれや意見をしている場面をよく見ます
子供に対してだけでは無く、監督に対してもバンバン意見をしている親も結構いるんですよね
でもよく考えてみると、親の中にはサッカー経験がある人ばかりでは無いですよね?
仮に経験があっても、部活動でサッカーをしていたくらいの人がほとんどだと思うんです
こういった人って、はっきり言って素人同然なんですよね
素人の人がいくらあれやこれや言っても、説得力無いと思いませんか?
説得力がない素人の言葉に惑わされて、子供に対して変なアドバイスをしてしまい、子供に間違った事を言っている可能性があるんです
低学年の頃は特に、スポンジの様に何でも吸収できる時期なので、間違った事でさえ吸収してしまいます!
周りにあれやこれや言う親がいるかもしれませんが、こういった素人の言葉に惑わされず、監督やコーチの指導を真摯に受けた方が良いですよ!
我が子の成長の為に、たくさんアドバイスしたい気持ちは分かりますが、サッカー経験のない人は、余計な事を言わないようにしましょう
また、周りに色々言って来る人がいるかもしれませんが、そういった人の間違った情報に惑わされない様にしましょう!
大人の価値観を子供に押し付けない
サッカーの上手な子供の親は、勝敗だけにこだわらず、成長過程をそっと見守っています!
何が言いたいかというと、勝敗に異常にこだわって、盛り上がる親がいる事が問題だと感じます
- 試合に勝てば子供の自信に繋がる
- 試合に選ばれることがとても大事
- 強いチームになればみんな喜ぶ
このように考える親が多いと、子供は勝ち負けだけで判断されてしまうので、サッカーを楽しむ事が出来ません
スタメンに選ばれた子供は良いかもしれませんが、メンバーから外れてしまった子供は、試合に出れないので自信をつける事は難しいでしょう!
確かに勝敗は誰の目にも分かるので、必要なのは分かります。ですがそればっかりでは、子供はサッカーがつまらなくなってしまい、努力をしなくなってしまうんです
大切な事なので何度も言いますが、低学年の頃はサッカーを楽しむ事がとっても大事です!
大人の間違った価値観を子供に押し付ける事で、子供は楽しんでサッカーが出来ないんです
サッカーが上手くなるのを、大人の価値観のせいで潰してしまう事に繋がってしまいますので、注意しましょう!
サッカーが上手い子供の親は、努力の過程もしっかりと褒めてあげるので、楽しみながらサッカーが上手くなっていきます
反対にサッカーがヘタな子供の親は、試合に出る事に重点を置いてしまうために、楽しんでサッカーする環境づくりが出来ていません
子供がサッカーを上手になるかどうかは、親の考え方次第で変わってしまうという事です!
まとめ
サッカーが上手い子供とそうでない子供の差は、親の考え方や接し方でかなり変わってしまいます!
特に低学年の頃は、体が小さい為にプロの様な動きは出来ません
変にこだわってサッカーをさせてしまうと、余計に上達しませんので注意しましょう!
とにかくサッカーが楽しいと思える環境を親が作ってあげる事で、自然とサッカーが上手くなっていくので、低学年の内はとにかくサッカーを楽しませてあげて下さい!
親がしゃしゃり出るのではなく、そっと成長を見守ってあげて下さい
そして、一生懸命楽しでいる子供を、たくさん褒めてあげて下さいね!
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