プールに入ると、知らない間に髪の毛が茶色になっている事ってありますよね
プール入っている塩素が原因で、髪の毛が茶髪になってしまいます
習い事などで、年間を通してプールに入る機会が多い人は、塩素によって確実に髪の毛を痛めてしまいます
夏場だけプールに入る位の頻度では、そこまで気にしなくても良いですが、年間を通してプールにたくさん入る人は、髪の毛のケアが必ず必要です!
この記事では
- プールに入ると何で髪の毛が茶色になるの?
- 茶髪にならない方法は無いのかな?
- プールから出た後に必要な髪の毛のケアは?
- 髪の毛を痛めない方法は無いの?
こういった疑問に答えていきます!
プールに入る機会が多い人は、是非参考にしてみて下さい!
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プールに入ると何で茶髪になるの?
プールに入ると髪の毛が茶髪になってしまうのは、消毒に使われている塩素が原因です!
プールの様に不特定多数が利用するような場所は、感染症の危険性があるため、塩素による消毒が欠かせません
この塩素には漂白作用があって、髪の毛の表面のキューティクルを溶かしてしまいます
年に数回程度であればそこまでではありませんが、スイミングスクールに通っている人の様に、常に塩素のダメージを受ける機会が多い人は、一般の人よりも塩素によってキューティクルが溶かされやすいので、髪の毛が茶色になりやすいのです
簡単に言えば、脱色された状態と言う訳ですね!
高校生などに多いのですが、『自然に茶髪になるからラッキー!』と思う人が多いんですよね
でもこれって注意しないといけなくて、ダメージを受けて茶髪になっている状態ですからね!
これって結構危険な状態ですから
ちなみにこの様にパサついた状態が、キューティクルが溶けてしまった髪の毛です
確かに茶髪にはなっていますが、髪の毛が傷んでしまっているのが分かるでしょう?
綺麗な茶髪になるには、つやがあってサラサラの髪だと理想ですよね!
芸能人で言えば【めるる】さんをイメージすれば、分かりやすいと思います!
茶髪にならない方法って無いの?
先程紹介したように、塩素が髪の毛のキューティクルを溶かしてしまうので、髪の毛が脱色されてしまい、茶髪になってしまいます
という事は、塩素に髪の毛を触れないようする、一工夫が必要になるという事ですね!
工夫と言っても特段難しい事は必要なく、明日からでも出来る対策なので、茶髪になりたくない人は、しっかりと対策をして行きましょう!
茶髪にならない為の対策その①
塩素に髪の毛を触れないようにしないといけない訳ですから、水泳キャップはシリコン製の物を使うと良いです!
シリコン製は水を通さないので、塩素に触れる事が格段に少なります
シリコン製のキャップを使っていない人は、これを機にシリコン製のキャップに変える事をおすすめしますよ
まずは水道水で髪の毛をしっかりと濡らし、その後で髪の毛がしっかりと隠れる様に、シリコンキャップを深く被りましょう
ただしシリコン製のキャップは滑りが悪く、女性の様に髪の毛が長い場合、引っかかって被りにくい場合があります
こんな時は、メッシュタイプの帽子をかぶった後に、シリコンキャップを被ると被りやすくなるので、覚えておいて下さいね!
茶髪にならない為の対策その②
プールから上がったら、速やかに髪を洗い流しましょう!
いくらシリコンキャップをかぶっていても、髪の毛をプールの水から完全に守ることは出来ません
大事なのは、髪の毛についた塩素をしっかりと洗い流すことが重要です!
プールの塩素使用量は、厚生労働省の【遊泳用プールの衛生基準】、文部科学省では【水泳プールにおける学校環境衛生基準】によって、明確に決められています!
遊泳用のプールであっても、学校のプールであっても、決められている塩素使用基準は、1リットル当たり0.4mg~1mgとなっています
身近な所で言えば、水道水の塩素濃度が1リットル当たり、0.1mg~1mgなので、水道水よりもプールの方が、若干塩素濃度が高いと言えるでしょう
塩素が髪についたままになってしまうと、髪のダメージの大きな原因になってしまいますので、プールから上がったら速やかに洗い流すようにしていきましょう!
この時シャンプーで塩素を洗い流し、その後トリートメントでケアすることが出来れば尚良いのですが、学校などではそうはいかないですよね?
そんな時は水道水だけでも構いませんので、プールから上がったままの髪の状態で放置しない事が大事ですね!
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プールに入る時にしておきたい髪のケアは?
シリコンキャップをかぶったりすることで、塩素からダメージを少なくすることは出来ますが、これだけでは不十分と言わざるを得ません!
髪のケアの効果を高めるためには、プールに入る前と入った後の、両方のケアが必要です
この両方のケアを確実に行う事で、髪の毛が傷む心配が少なくなりますし、塩素によって髪の毛が茶髪になってしまう事が少なくなるでしょう!
プールの前に出来るケア
プールに入る前のケアで必要なのは、プールの水に入る前にしっかりと髪を濡らして
おくことが必要です!
乾いた髪は、水分を吸収しやすい状態です
乾いた状態で、塩素が入ったプールの水が髪の毛についてしまうと、髪の毛が塩素を吸収しやすく、傷みやすくなってしまいます
髪の毛に塩素を少しでも吸収させないようにすることが、プールに入る前のケアで大事なポイントなので、しっかりと覚えておきましょう!
プールの後に出来るケア
プール後のケアで大切なのは、プールから上がったらすぐに、髪についた塩素をしっかりと洗い流す事です!
温水シャワーが使えるなら、まずはお湯で頭皮と髪の毛についた塩素を。しっかりと洗い流しましょう
可能であればお湯で洗い流した後で、シャンプーを使うとさらに良いですね!
ただし、シャンプーの使用を禁止しているプールも多いので、必ず使える訳ではありません
そんな時は、洗い流さないトリートメントを使って、髪の保湿ケアをしてあげましょう!
プールの水はアルカリ性の水になっているので、洗い流さないトリートメントを使って、弱酸性の状態に戻してあげましょう
アルカリ状態の髪はキューティクルが毛羽立ち、髪の毛がゴワゴワしている状態です
次の画像を見ると一目両全だと思います!
このような状態を放置していては、髪に良いはずがありませんよね?
洗い流さないトリートメントは、シャンプー禁止のプールでも使えるので安心ですよ!
髪の毛のケアを怠るとどうなるの?
髪の毛のケアを怠ると、一体どんな事が起こるのでしょうか?
体質にもよるので一概に言えませんが、塩素によって茶色になった髪の毛のケアを怠ると、どんどん色が抜けてしまい、最終的には金髪に近い色になってしまう可能性があります
毛先は特にダメージが蓄積しやすい為、俗にいうアホ毛がかなり増えてきて、クシ通りや指通りに変化が現れます
パサついた髪の毛に変化するので、全体的にまとまりが無くて、広がりやすい髪になってしまうんです
梅雨時に、頭が爆発しやすい人っていますよね?
それをイメージすると、分かりやすいかもしれませんね(チリチリなりやすい人など)!
特に髪の毛が細い人や髪が弱い人に多く見られますので、もし自分がこの2点に該当する場合は、特に気を付けないといけません
キューティクルが溶けて、髪の毛の繊維がバサバサになるために、このようなアホ毛が増えるので、ケアを怠っている人は注意が必要ですよ!
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プールの後はきちんと髪を乾かす習慣をつける
髪の毛が濡れている状態では、キューティクが柔らかくなっていて、毛羽立つ事は少ないでしょう
ですが、この状態の時にしっかりと乾かしておかないと、髪にとって良くありません
自然乾燥では、水分が蒸発するのと一緒にキューティクが開いてしまうので、乾燥した時にはキューティクが開いた状態になってしまいます
皆さんも経験ありませんか?体育の授業でプールに入り、自然乾燥した後の髪の毛のゴワゴワ具合を…
可能であれば自然乾燥では無く、ドライヤーを使ってしっかりと乾燥させましょう!
この時ドライヤーを上手く使うと、もっと髪の毛のケアが出来ますので、そのテクニックを紹介していきます!
タオルでしっかりと水分を取る
これはドライヤーをかける前の段階で、いわば下準備の状態です
ドライヤーは、短時間で済ませないと髪の毛を痛めてしまいます
ドライヤーの時間を短くするために、しっかりとタオルドライをしましょう!
上手なタオルドライのやり方として、髪の毛をタオルで挟み込んで、軽くトントンする様にしていくと良いです
気を付けたいポイントとして、覚えておいて欲しいのは、間違ってもタオルでごしごし擦るのはいけないという事です
タオルでごしごし擦ると、キューティクが開いてしまうため、逆効果になってしまうと言う事を覚えておきましょう
トリートメントで潤いを与える
洗い流さないタイプのトリートメントを付けた状態で、ドライヤーで乾かすようにすると、潤いをキープしたまま髪を乾かすことが出来ます!
また、ドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれる効果もあるため、一石二鳥の方法なので必ずやって欲しいですね!
根元→毛先の順番で乾かす
ドライヤーで乾かす場合、毛先から乾かしていませんか?
髪の根本(頭皮)あたりは意外と乾きにくく、乾いたと思っても意外と乾いていない事が多いです
まずは根本をしっかりと乾かしていきましょう!
根本を乾かしている間に、ドライヤーの熱が毛先まであたるので、毛先の方は意外とすぐに乾いていきます
ドライヤーは、髪の毛から20㎝位離した状態でかけると、まんべんなく風を当てる事が出来ます
こうする事によって、ドライヤーをあてる時間を少なくすることが出来ますよ!
早く乾かそうと、ドライヤーを髪に近づかせすぎないように気を付けて、風を当てましょう!
仕上げは冷風を当てて髪の毛を締める
どんなにドライヤーの時間を短くしたとしても、髪の毛は熱を持ってしまいます
髪の毛が熱を持ったままだと、キューティクが開いてしまいやすいため、仕上げに冷風を当てて、髪の毛を冷ましてあげる事が重要です!
例えばうどんやそばだって、滑らかな艶や触感を出すために、茹でた後に冷水で締めますよね?
要はアレと同じなんですよね
冷水でしっかりと締めてあげる事で、キューティクが固まり、艶のある髪の毛がキープできますよ!
まとめ
プールに入る機会が多い人は、そうでない人に比べて、髪の毛が茶色になってしまうので、注意が必要です!
茶髪は、塩素によって髪の毛のキューティクルが溶けてしまうのが原因なので、今回紹介したように、シリコン製のキャップを被る事が大事なポイントです!
髪の毛のケアを怠ってしまうと、ダメージがひどくなり、パサパサした髪になってしまいます
塩素は消毒に欠かせない物なので、使わない訳にはいきません
大事なのはいかに塩素の被害を防ぎ、いかに髪の毛のケアをするのかが、重要なポイントです!
毎日正しいケアを続ける事で、プールに入っても茶髪にならず、綺麗な髪の毛をキープする事が出来ますので、今回紹介した方法をぜひ試してみて下さい!
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