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車椅子は耐用年数を超えての使用は危険なので絶対にやめよう!

少子高齢化の現代では、介護をする機会が増えましたね

 

それに伴って車いすを使う機会も、同様に多くなりました

 

介護や介助に欠かせない車いすなのですが、耐用年数が決まっています

耐用年数を超えての使用は、怪我や事故の原因になってしまい大変危険です!

 

ですが車いすに対応年数がある事を知らない人も多く、対応年数を超えて使用されているケースが多いです

 

この記事では、以下の事を書いています!

 

  • 車いすの対応年数は何年なの?
  • 車いすはレンタルが良いのか?購入するのが良いのか?
  • 車いすで介助する時の注意点
  • 介護される人が喜ぶ事って何?

 

介護で車いすを使っている方も、事故で車いす生活を余儀なくされている方も、これからも安全に車いすを使うためにも、この記事を役立てて下さい!

 

では行きますね!

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 車いすの耐用年数は?

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車いすには決められた耐用年数があり、平成22年以前は5年と定められていました

ですが22年以降はそれまでの対応年数が5年だったものが、6年に伸びました!

 

今お使いの車いすを安全に使うには、6年を超えての使用はやめましょう

出来るならば、5年を経過した物は交換する様にしていければ、安心して使っていけるでしょう

車いすはレンタルと購入だったらどちらが良いのか?

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車いすは個人で購入する事も出来ますし、レンタル品を使う事もできます!

では車いすを使う場合は、どちらが良いのでしょうか?

 

正直な所で言えば、レンタルも購入品もどちらも良さがあるので。一概にどっちが良いかは言えません

使う人の環境や頻度によって、どちらが良いのかを判断する必要があります

 

だた個人的には、レンタル品をおすすめしています!

※レンタルの場合は介護保険を使えば、1割の負担で利用できます

 

介護度の度合いによって、レンタルの支払額が変わるので一概には言えませんが、介護保険を使って車いすをレンタルした場合、およそ500円~1000円位の金額で利用が出来ます!

 

一方個人で購入する場合の費用は、平均ではありますが20000円前後から購入出来ます

レンタルと購入品の1年間の費用の比較

①レンタル品→月500円×12ヶ月=7000円(年間)

②購入品→20000円(年間)

 

単純計算ではありますが、レンタル品を月500円で使用したと仮定すると、3年未満の使用であればレンタルの方が費用がかかりませんし、3年以上使うのであれば購入品の方がお得になります!

※介護度などによって違いがありますので、必ずこの通りではありません

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介護保険の度合いや認定のしくみ

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介護が必要な状態になったなら、介護保険を使いましょう!

 

先程の様に車いすをレンタルする場合、介護保険の使用項目に該当すると1割負担で良くなったり、通常よりも介護にかかる金額を抑える事が出来ます

 

ただ介護度の認定の基準って、イマイチ分かりにくいんですよね…

 

そんな時は厚生労働省のHPから紹介されている、【要介護認定はどのように行われるか】を見ると、詳しく書いていますので参考にしてみましょう↓

www.mhlw.go.jp

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初めて車いすを使い介助する時の注意点は?

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車いすでの介助が初めての場合、今までの生活とはかなり勝手が違いますので、注意が必要です!

 

特に車いすは介助する側とされる側で、ブレーキを上手に使わないと、思わぬ事故につながる可能性があるので、気をつけましょう

 

普段は何気ない事でも、車いすではとても大きな問題となるので、あらかじめ問題点を把握しておくと、介助する方もされる方もスムーズにいくでしょう

 

では車いすでの介助にはどんな問題点があるのか、詳しく見ていきましょう!

 ①段差には注意が必要

あなたは10㎝の段差と聞いてどう思いますか?

 

低いと思いますか?

大した高さでは無いと思いますか?

 

何もなければ10㎝の段差は、特に気にならないかもしれません

 

ですが車いすの場合、この10㎝が大問題なんです

 

車いすで10㎝の段差を超えるためには、前輪を持ち上げる必要があります

車いすを傾け過ぎれば転倒の可能性がありますし、段差を降りる際に前のめりに倒れる危険性もあります

 

近年はバリアフリー化が進んでいるので、少しくらい遠回りになったとしてもスロープを使って、転倒の危険性をあらかじめ排除しておきましょう!

②坂道は危険がいっぱい

下り坂の場合、進行方向を向くように進んでいくと、前のめりに転倒する危険があります

 

同時にブレーキをかけながらゆっくり進んでいかないと、坂道でスピードが出すぎてしまい、車いすを制御できなくなってしまいます

 

万が一このまま交差点や一時停止の道路に進んでしまったら、車との接触が考えられますし、建物に激突する可能性も十分考えられます

 

坂がきついときなどは、後ろ向きに進むなどの対処をしながら、ゆっくりと進みましょう!

③舗装されていない道はなるべく通らない

車いすは意外なほど振動を感じます

 

舗装された道では、そこまでの振動は感じられないかもしれませんが、未舗装の砂利道などを通ると、結構な振動を感じます

 

またちょっとした段差を乗り越える際も結構な振動を感じますので、出来る限り平坦な道を選んで、ゆっくり進みましょう!

④夏場は特に熱中症対策が必要

夏場はアスファルトからの反射熱が凄く、熱中症対策に気をつけないといけません!

 

車いすアスファルトに近い分、健常者と比べて反射熱の影響を受けやすいです

 

夏場ではペットの散歩は、涼しくてアスファルトが暑くなっていない時に行くのと同じように、地面やアスファルトに近ければ近いほど熱の影響を受けます…

 

同じように車いすも熱の影響を受けやすく、熱中症になりやすいです

また背中が椅子に密着して為に熱を上手に排出できず、熱中症のリスクが高まります

 

対策として濡れタオルでこまめに汗を拭いてあげたり、夏場の炎天下を避けて移動する事が必要になってきます!

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 介助される側が喜ぶ事って何?

介助される側は基本的に、申し訳ないと言う気持ちを持っています

こういった気持ちを感じさせないようにすることが、介護する側では何よりも大事です!

 

ですが介助される側は申し訳ない気持ちが常にあるため、なかなか自分の希望を言いません

介助される人が何を考えているか理解する必要があるのですが、これは容易な事ではないんです

 

その時は、実際に車いすの体験をするのが1番です

www.coil.or.jp

上記の法人では車いす体験はもちろん、介助する側のスキルアップの研修プログラムがあるので、介助の方法などが実際に体験できます!

 

百聞は一見にしかずという言葉がある様に、実際に体験しているのとしていないのでは、大きな差が出ますので一度体験してみる事をおすすめします!

 

自分が車いすの体験をすることで、介護される側はどのような事を感じ、どうして欲しいと感じるか、分かるようになっていきます!

まとめ

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近年は介護が身近な物になっていて、車いすを使う機会が増えてきたと思います!

 

身近な物になったとは言え、耐用年数の事まで知識がある人は、なかなかいません

 

車いすは介助する側もされる側も、いざその時になってみないと車いすの大変さは分かりません

 

耐用年数を超えた車いすを使っての事故も報告されているので、今お使いの車いすがあるならば、対応年数をしっかりとチェックしてみましょう

 

もしこれから介護や介助の予定がある人は、車いすの危険性をしっかりと理解し、危険性を限りなく少なくし、安全に使いましょう!

 

これから介助する人はもちろん、これから先も介助をする人は、介助される人の気持ちをよく考えて行動しましょうね

 

また介助される側も感謝の気持ちを忘れずに、これからも一緒に生活していきましょう!

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