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本来赤ちゃんを授かる事は、とても喜ばしい事なのですが、未成年での妊娠で素直に喜べず、思い悩んでいませんか?
思いがけない妊娠で、中絶も1つの選択肢として考えているかと思います
親に妊娠した事を言えず、中絶に対する不安や罪悪感などで、頭がいっぱいになっていると思いますが、未成年での中絶は親に必ず言わないといけません
『親に何て言われるんだろう』
『怒られるのが怖くて言えない』
『親との関係が上手くいっていないので、伝える事が出来ない』
人それぞれ環境が違っても、共通している事は【親に言いずらい】という事では無いですか?
この記事では、次のような事を紹介しています
- 親に知られずに中絶は出来るの?
- 中絶を知られない方法はあるの?
- 未成年の場合、親の同意が無くても中絶は出来るの?
- 親に何て言えば良いのか分からない
- 親に話す勇気が無い
- 中絶が出来るのはいつまでなの?
- 中絶の費用はどのくらい?
- 中絶をする事に罪悪感があるんだけど
- 中絶する前に出来る事は?
- 中絶をしたらしないといけない事ってある?
こんな悩みに答えていきます!
一人で悩まずに、是非参考にしてみて下さい!
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親に知られずに中絶は出来るのか?
未成年の出産はいくつものハードルがあり、簡単にはいきません
何よりも出産と子育ては、大人であっても簡単ではありません!
未成年で妊娠した場合、中絶の選択を考えている人も多いのではないでしょうか?
この記事を読んでいるあなたも、その一人なんだろうと思います
今あなたは『親に内緒で中絶って出来るのかな』と考えて、この記事にたどり着いたのでは無いですか?
結論から先に言うと、未成年での中絶は自分の判断だけでは出来ません!
それは未成年だからこその理由で出来ないのですが、分かりやすく詳しく説明していきますね
未成年の中絶には親の同意が必要な訳
未成年の中絶は、親の同意が必要です!
中絶には【中絶同意書】と言う書類が必要になるからです
未成年の場合、中絶同意書には必ず保護者の署名が必要になっていて、本人だけの同意では、中絶手術が出来ないようになっています。このため親に内緒のまま中絶をして、一生親に内緒なんて事は絶対に出来ません!
※望まない妊娠で、中絶を選択したとしても、親には必ず相談しましょう
相手が分からない時でも親の同意は必要?
お腹の赤ちゃんの親が誰なのか分からない場合でも、未成年の中絶には親の同意は必要です
中絶の同意書には、お腹の赤ちゃんの父親が誰かを書く欄があるのですが、相手が誰か見当をつけられない場合は、父親の名前を書く必要はありません!
ですが父親の名前を書かなくても良いからと言って、未成年での中絶に保護者の同意がいらない訳では無いので、勘違いすることが無いようにしましょう!
基本的に未成年の中絶には、親の同意が必要だと覚えておきましょう
中絶を知られたくない
なんでも話せる間柄であっても、中絶を考えているという事実は、親になかなか話しづらいと思います
『出来る事なら親に知られず、中絶を受けたい…』
その気持ちは理解できます
ですが未成年のあなたは、親に知られないで中絶を受ける方法なんてありません。内緒にする方法を考える時間があったら、一刻も早く親に言うべきです!
時間がたてばたつほど、お腹の赤ちゃんは成長していきますし、親に話すタイミングときっかけをどんどん失ってしまいますよ
今あなたが一番に取る行動は、『親に正直に言う』これが最優先です!
親には何て言えば良いの?
親に正直に話すとしても、何をどう説明したら良いのか、分かりませんよね?
親に話す前の準備として、親がしっかりと時間を取れる時に話すようにしましょう!
あなたが動揺しているように、子供から妊娠を告げられ、中絶を考えている事を聞いたらば、親であろうと返答に困るはずです。考える時間や、我が子にかける言葉を考える時間が必要になります
親に聞いてもらうには、時間がある時を狙って話をしてみましょう
その際には、絶対に嘘をつかないでください!
親に激怒されるかもしれません。手が出てしまうかもしれません。まずは反論せず素直に親の言葉を受け入れて下さい
なぜそうなったか、相手はどんな人なのか、親から聞かれるはずです。嘘をつかず、正直に話してみましょう!
まずは親に味方になってもらう事で、これからの行動がスムーズになりますので!
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親に話す勇気が無い
親に話さないといけないとは分かっているけれど、話す勇気が出ない…
誰しも思う事です
何も悩まずに親に相談出来るのであれば、この記事を読んでいないはずですから
もしどうしても親に話す勇気が湧かないのであれば、ソーシャルワーカーなどを頼って、相談してはどうでしょう?
以前に書いた記事の中で、妊娠のホットラインと言うべき施設を紹介したことがあるので、こちらも見てみて下さい。話を聞いてもらうだけでも、気分が晴れたり親に話す勇気をもらえるかもしれませんから!
親には言えないのに、赤の他人で顔も見た事も無い人だからこそ、心の内をさらけ出すことが出来る、そんな事もありますので!
中絶が可能なのはいつまでなの?
親に話す決心をつけるには、どうしても時間がかかってしまいます
中絶手術をするにしても、時期を逃してしまうと中絶手術が出来ない可能性が出てきます。親に中絶の相談をする場合、中絶が不可能な時期になってしまわないように、相談の日にちを決めて下さい!
中絶と言う判断は、簡単に答えを出せないかもしれません
と言うよりも出来るはずが無いですよね…?
出来ない・話せない・そんな気持ちで時間だけが過ぎてしまい、中絶時期を逃す人もいますので、中絶が可能な時期はいつまでなのか、頭に入れておいてください
また妊娠して何週なのかによって中絶方法が違ってきますので、しっかりと覚えておきましょう!
中絶が可能な時期
中絶手術は、妊娠6週~9週の妊娠初期と言われる時期が、適切と言われています
※病院によっても違いがありますので、必ずこの通りでは無い事を先に断っておきます
これよりも前の段階での中絶は、体に負担がかかりあなたの体の具合を悪くしてしまう事もあります。同じように10週を超えての中絶手術は、赤ちゃんが大きくなっている事で、手術自体が難しくなってきて、あなたの体の負担も増えます
12週を超えても中絶手術は出来ますが、初期の段階の方法とは違って薬剤を使います。残酷に聞こえると思いますが、陣痛を薬で誘発し人工的に流産をさせるのがこの方法です
※初期であっても無くても、中絶はお腹の赤ちゃんの命を終わらせる事です。このことはしっかりと心に刻んでおいて欲しいです
中絶費用はいくらなの?
中絶は当然ながら無料では出来ませんし、未成年であろうとなかろうと、費用が変わる事はありません
一般的には10万円~20万円前後と、考えておくと良いでしょう!
中絶する時期や状況によって金額が変わりますので、一概には言えませんが最低10万円
が、中絶費用として必要だと覚えておいてください
こちらはある病院の、中絶手術の料金表を引用した物ですが、麻酔も含めおよそ20万円近く必要な事が分かってもらえましたか?
病院によって違いはもちろんありますが、決して安い費用では無いでしょう!
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中絶する事に罪悪感がある
中絶することに、罪悪感を持っているあなたは正しいです
中絶は何をどうこう言っても、赤ちゃんの命が終わる事を意味しています…
この状況でショックを受けない人の方が異常です。それが分かっているからこそ、あなたは中絶という行動に悩んでいるはずです
その罪悪感は簡単に消える物では無いでしょう。ですが中絶を選択したからには、二度と同じ過ちをおかさないようにしてください!
望まない妊娠を繰り返さないためにも、避妊をしたり必要な事をしっかりとやって下さい!
アフターピルの存在を覚えておこう
中絶はあくまで最終手段であり、本来は選ぶべき選択肢ではありません
何度も言うように、中絶は赤ちゃんの命が終わる事を意味しています。この選択をしないためにも、妊娠の可能性が少しでもあると思った時は、【アフターピル】の使用も考えておいてください!
アフターピルとは性交渉後に飲む避妊薬の事です!
最近はアフターピルの存在を知っている人も多いでしょうから、もしかしたらあなたもすでに知っているかもしれませんね。もし知っているとしても、おさらいの気持ちで再確認してください
アフターピルの特徴として、薬を飲んで24時間以内であれば、99%の確率で避妊をする事が出来ます!
この薬は副作用が少なく、避妊率が高いのが特徴です
ですが避妊率が高いのは、性交渉から24時間以内の服用の場合です。もし彼氏との性交渉で、妊娠の可能性があると感じたならば、24時間以内に薬を飲むのがベストです
※アフターピルは、とにかく早く飲む事が大切です!
薬を処方してもらう料金も、5000円~10000円前後と比較的安く処方してもらえる場合が多く、病院によっては診察が必要ない所もありますので、アフターピルの使用を必要としている時は、早めに病院を受診してみましょう!
※アフターピルは24時間の服用であれば、99%の避妊率と書きましたが、100%では無いので注意しましょう。99%避妊できる一方で、1%の人は妊娠の可能性があるので、アフターピルを飲んだからと言って、絶対に安心という訳ではありません!
アフターピルの副作用
アフターピルは副作用が少ないとは言っても、全くないわけでは無いです
薬である以上、100%副作用の無い薬は存在しません!
あくまでの緊急用の物であって、常に服用するものでもありません
例えば頭痛に効くと有名なバファリンも、長い間服用すると効果が薄れて、効きにくくなります。また副作用も少なからず出る人も必ずいます
このように万能の様に感じるアフターピルも、副作用が出る場合があるので注意して下さい!
頭痛と吐き気
アフターピルにも何種類かあり、中には強い吐き気と頭痛が襲ってくるタイプもあります。頭痛と吐き気を伴わない薬もありますので、お医者さんと良く相談しましょう!
生理の時期がずれる
アフターピルは女性ホルモンの薬で、生理を不安定にします。大体の目安ですが、数日間~1週間程度のずれが起きます
生理が早まる場合もありますし、逆に遅くなる場合もあります。同時に少し出血をする事もありますので、覚えておきましょう!
生理が遅くなることで『妊娠した』と感じるかもしれませんが、薬がしっかりと効いているならば、あまり心配することは無いと考える事が出来ます!
※薬を服用して、3週間たっても生理が来ない場合、妊娠検査薬や病院で見てもらう事が必要になってくるかもしれません
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中絶をしたらしないといけない事ってあるの?
もしあなたが中絶手術を選択したならば、その後にしないといけない事があるのは知っていますか?
中絶手術を行った時期などによって、役所に届け出をしないといけません!
中絶手術を行ったからそれでおしまいという訳では無く、しないといけない事はあるんです。中絶手術で、心が傷ついている状態での手続きは、精神的にこたえます…
出来るならば、こういった場面に遭遇しなくても良いように、適切な避妊をして下さいね
死亡届と手続きについて
妊娠12週を過ぎてしまい、赤ちゃん生まれてこなかった場合、死産であっても流産であっても、赤ちゃんの死亡した日から7日以内に死亡届を出さないといけません
届け出が必要な書類などもありますので、期限以内に届け出をしないといけない事になっています
提出先はどこ?
中絶手術によって赤ちゃんが亡くなってしまった場合、あなたがお住いの市区町村の役所に届け出をしましょう。赤ちゃんを認知していた場合で、届け出を出しているならば、それを提出している市区町村にも、提出しないといけない事を覚えておきましょう!
届出人の必要性がある
死亡届を出す場合、『親』『同居人』『助産師』『その他の立会人』のいずれかが必要になります。未成年のあなただけで、届け出を出すことは出来ません
届け出に必要な書類
- 死亡届
医師から発行してもらいます。これには【死産証明書】などの必要書類が一緒に記載されていますので、記入が必要です! - 届け出人の印鑑・身分証明書
- 火葬許可書
これらの書類が必要になりますので、記入漏れや提出忘れが無いように注意しましょう!
まとめ
中絶は決して簡単な方法ではなく、決断をするには勇気がいりますよね
でも自分ではどうしようもなく、中絶を選ばないといけない人もいると思います。もしかしたらこの記事を読んでくれたあなたも、その一人かもしれません
未成年の妊娠は、大人以上にハードルが高く、様々な問題が降りかかって来ます。あなたは親にも友人にも相談できず、一人で悩んできたのでは無いですか?
未成年での妊娠を、親に話すことはかなりの勇気がいりますし、簡単に出来る問題ではありません
ですがどんなに辛くても、勇気が出なくても、親には正直に言いましょう!
話す勇気が出ない場合は今回の記事で紹介した、専門の相談機関を活用してみて下さい!
まずは一人で悩まずに助けを求めましょう。あなた自身のSOSに対して、助けてくれるのは、親以外にいませんよ!
中絶は可能な時期が限られている事もあり、適切な時期を逃すと選択肢が大きく狭くなります。適切な時期を逃さないためにも、勇気を出して親に打ち明けましょう!
最後にあなたに伝えたいことは、中絶は赤ちゃんの命が消える事をしっかりと認識してもらいたいという事です。一生懸命生きている赤ちゃんの命が、中絶と言う選択肢によって終わってしまうのです…
性交渉をするなとは言いません。するからには正しい方法でするべきです。簡単に考えずに避妊をしっかりとするべきです!
中絶と言う選択肢によって、失われる命が亡くなる事を祈っています!
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