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狂犬病のワクチンはいつ頃予防接種をするべきなのか? 

ペットを飼っていらっしゃる方が、特に気を付けてもらいたい病気が狂犬病です!

 

皆さんも狂犬病と言う言葉は聞いた事があると思いますが、実際はどんな病気かご存じですか?

 

狂犬病が怖い病気だとは理解していても、狂犬病の本当の怖さまで理解している人は少ないのではないかと思います!

 

今回の記事の中身は、以下の事を書いています↓

 

  • 狂犬病ってどんな病気?
  • 狂犬病はどのくらい危険なのか?
  • 予防接種の時期が知りたい!
  • 人に感染するのか?
  • 予防接種をしないと罰金が科せられる!?
  • 狂犬病の予防接種の平均的な費用はいくら?

 

このような事を中心に書いています!

 

犬を飼っていらっしゃるご家庭では、必ず関わってくる事なので、狂犬病について正しい知識を身に付けましょう!

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 狂犬病とは?

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狂犬病とは分かりやすく言うと、犬の伝染病の事です

狂犬病の名前の通りこの伝染病にかかると、犬が狂暴化するのが特徴です!

 

この伝染病は神経をおかすウィルスが原因で、全身に麻痺がおこるなどの症状が現れる事もあります!

このウィルスの感染すると、最悪の場合は死に繋がってしまう事もある、非常に怖い病気です

 

狂犬病の名前の中に『犬』の文字が入っているので、犬にしか発症しない病気と認識している方もいらっしゃいますが、それは誤解です

 

ウィルスに感染した犬にかまれれると、人もそうですし豚や牛などの家畜も、同様に感染することがある病気なのです!

 

この狂犬病は世界的にみると毎年の様に感染者がいて、この病気によって死亡している人がいるのが現状です。その数は驚くべきもので、毎年約5万人近くの人が犠牲になっています

 

同様に家畜だけを見るとも毎年10万頭以上が感染し、死亡している現実があります!

人と家畜を合わせると世界では年間15万近い死亡数だという事です…

狂犬病の危険性

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狂犬病の怖い所は発症率が高いのにも関わらず、一度発症してしまえば有効な治療方法が無い所です!

 

今現在でも有効な治療法や薬が無いのが現状です

 

さらに怖いのが、狂犬病の死亡率の高さです!

狂犬病にかかった場合、ほぼ100%の確率で死亡が確認されています

 

これはエボラウィルスなどの、有名な病気の死亡率をはるかに超えています!

と言うよりほぼ100%の確率で亡くなる病気は、世界を見てもそこまで例がありません

 

狂犬病のウィルスを媒介させているのは、野生動物が原因と考えられています

特に海外にでは野犬の群れに遭遇する、そんな場面もあるかと思います!

 

発症率・死亡率ともに高い狂犬病なだけに、野犬などには絶対に近づかず感染しないようにしましょう!

犬を飼ったらやらないといけない手続き

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犬を飼い始めたらば、まずは犬の【畜犬】登録をしましょう!

その後【艦札】の交付を受けで下さい

 

生後91日以上の犬を飼ったならば、そこから30日以内に必ず予防接種を受けさせましょう。狂犬病の予防接種が済むと【注射済み票】の交付を受ける必要があります

 

犬を飼った日から30日以内に、お近くの役場や保健所で『畜犬登録』→『鑑札札』の流れで交付を受けましょう

 

※交付された鑑札札や、注射済みの表票は犬に付けておかないといけない事になっていますので、交付されたら犬が嫌がらないところを見つけて、付けておくようにしましょう!

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予防接種の必要性

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狂犬病について日本では法律が完備されています!

1950年に日本では狂犬病予防法】と言う法律が実施されました

 

これによって日本では狂犬病ワクチンの予防接種が、法律で義務化させました。このおかげもあり1950年以降の日本では、狂犬病の発症は確認されていません!

 

このように法律で義務化されている事から分かるように、犬を飼っている人は予防接種が重要なんだという事が、分かってもらえたと思います!

 

狂犬病にかかってしまったら、ほぼ100%の人が亡くなる訳ですから、法律で予防接種を義務化する必要性があったわけですね

狂犬病の予防接種はいつ頃なのか?

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狂犬病の予防接種の重要性について、分かってもらえたと思います!

 

次に予防接種の時期について紹介していきます

狂犬病予防法】では次の様に定められています!

 

生後91日以上の犬を飼い始めたらば、30日以内に予防接種を実施する事!

 

正式な文言とは違いがありますが、簡単に言うとこの様になります

 

一度予防接種を受けたのならば、翌年から年に一回予防接種を受けましょう!

一度目と違い二度目以降は、毎年4月から6月までの間に受けるのが一般的です

 

自治体ではこの時期を予防接種週間と位置付けているところが多いです

 

死亡率がほぼ100%の狂犬病が、年一度の予防注射で防げるので、必ず受ける様にしてください!

 

予防接種はペットを守る事はもちろん、飼い主を守る事にもつながりますし、周り近所の方が狂犬病にかかるリスクを減らすことにも、繋がっていくのです!

予防接種の平均的な費用

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年に一度予防接種をする事で狂犬病を予防することが出来ます!

費用もそこまで高いわけではなく、注射を打つことが可能です

 

 

一回の注射の費用として、3000円~6000円位で注射を打つことができます

 

※この費用はあくまでも一般的な費用の平均です。この平均は都道府県や動物病院によっても違いがありますので、お近くの動物病院に費用の確認をしてみる事をおすすめします!

 

予防接種は年一回ですし、費用もそこまで高く無いと思います。年一回の予防接種で、死亡率ほぼ100%の狂犬病にかかるリスクを減らすことが出来るなら、6000円の費用は決して高くは無いでしょう

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予防接種には2種類ある

狂犬病ワクチンの注射は2種類あり、どちらのタイプで注射をしても構いません

 

この2種類には【集合接種】【個人接種】があり、飼っている犬の性格やどの場所で注射をするかによって、やり方が違います

 

2種類ともそれぞれのいい点がありますので、詳しく紹介していきます!

①集合接種の場合

2年目以降の狂犬病ワクチン接種は、3月くらいにお住いの市町村からお知らせのはがきが届きます!

このはがきには集団接種の日時や時間、どこで開催されるのかなどが記載されています!

 

集団接種の場合は特定の場所に獣医さんが来てくれて、そこで接種が受ける事が出来ます

獣医さんの診察後に予防接種を受けると言う流れになりますし、たくさんの犬が集まるため待ち時間が長く、少し時間がかかってしまうかもしれません

 

ですが集団接種の大きなメリットとして、【畜犬登録】【予防接種】【注射済表】【艦札】の4つをその場でもらう事が出来る事です!

 

集団接種の会場ですべてが済んでしまいますので、改めて保健所などに登録の為に足を運ばなくても良いので、とても便利な方法です!

②個人接種の場合

こちらも各市町村からはがきが届くのは集合接種と同じです

 

違いとしてはいつものかかりつけの動物病院で、ワクチン接種が出来るので人見知りの犬や、大勢の犬がいて興奮してしまいそうな性格の犬など、怖がりで集団での注射が難しい場合などは、こちらの方法を選択しましょう!

 

ただこの方法はデメリットもあり、費用は集団接種よりも割高な事と、注射済票やその他の登録は、再度保健所などの窓口に行って手続きしないといけません

 

集団接種では一度で済んでしまうのに対して、個人接種は手間とお金ががかかってしまうので、飼っている犬の性格などを見てどちらが良いか判断しましょう!

 狂犬病の予防接種をしないと罰金が科せられる

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この記事で紹介しているように、日本では狂犬病予防法】という法律があり、飼い主には予防接種が義務化されています!

 

法律で決まっている以上、もしこれに従わない場合飼い主には法的処分が下されます

 

狂犬病予防法に違反した場合、20万円以下の罰金または科料が科せられますので注意しましょう!

 

何度も言ってきたように、狂犬病はとても怖い病気です!

 

罰金が高いから、罰金が嫌だからと言うのではなく、飼い犬が狂犬病にかからないようにし、周りの人にも迷惑をかけない事が犬を飼っている人の責任だという事を理解しましょう

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まとめ

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狂犬病のワクチン接種は飼い主の義務であり、その時期が法律で決まっています

 

狂犬病の事を何となくわかっていなかった人、そもそもワクチン接種に時期が決まっていたことを知らなかった人、様々だったと思います!

 

ワクチンは犬を守るのはもちろんの事、あなた自身を守る事です

安心安全な環境を作っていき、みんなが安心して暮らせる環境づくりをしていきましょう!

 

狂犬病のワクチン接種がまだお済でない方や、明確な時期を知らなかった方はこれを機に、正しくワクチン接種をしましょう!

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