こんにちはumeです!
今回の記事はいつも以上に大真面目に書いています!
今回のテーマは男の子がいらっしゃるご家庭で一度は気にしたことがあるかと思いますが、子供の包茎の問題です!
泌尿器科に外来でいらっしゃる方で、我が子の包茎を心配している親が非常に多いそうです
日常会話の中で包茎の話をする機会が少なく、正しい知識を持っている人が少ないのが現実です!
正しい知識がないために間違った情報をもとに、間違った方法を我が子に試してしまっています!
間違った方法が元で子供の包茎をひどくしてしまう事になってしまう事もあります
今回の記事を参考にしていただいて、子供の包茎に対する知識をしっかりと付けていきましょう!
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包茎とはいったいどんな状態なのか?
包茎とは包皮(おちんちんの外皮)が剥けない状態を表していて、亀頭が露出していない状態を言います!
生後間もないころの赤ちゃんのおちんちんは包茎の状態が正常なので、我が子が包茎だからと言って心配する必要はありません!
1歳~2歳ごろに成長すると包皮と亀頭の間が自然にはがれていきます。しかしこの段階では皮と亀頭の癒着が完全に全てはがれる訳ではないので覚えておきましょう!
小学生に上がるなど年齢が上がるにつれて、この癒着の状態が少しずつ少なくなってきます。ただ個人差がある事なので必ずみんなと同じ状態になるとは限りません!
包茎のデメリット
女性にとって包茎は分かりにくい問題だとは思いますが、どういったデメリットがあるのかを理解しておかないといけません
包茎とは簡単に言うと皮が被っている状態を言いますが、この皮が被っていることによって起こるデメリットがほとんどです!
①亀頭と皮の間にゴミや汚れが溜まってしまう
②ゴミや汚れが原因で尿道炎などの病気になる場合がある
③おしっこが皮と亀頭の間に溜まってしまい匂いの原因になる
④大人になった時に何かと困ってしまう
こういった事が主なデメリットです
④は大人の皆さんですから詳しく説明しなくても良いかと思います。1~3までのデメリットは病気のリスクが潜んでいるだけではないんです
思春期真っただ中の男子は、自分の体の変化にとても敏感です!
特に清潔感や匂いと言った他人から不快に思われるであろうことには、一倍気になる部分です。もし友達に臭いと思われたらどうしよう、などと精神的な負担になってしまう事が起きやすいです(>_<)
思春期真っただ中の男子にとって、こういった事が原因でトラウマになってしまう場合だってあるんと言う事を覚えておきましょう!
皮をむく時期はいつ?
これについては意見が分かれる部分なのですが、1歳から2歳の間位に軽くむいてあげるのが良い、と指導しているお医者さんが多いです!
癒着がしっかりしている時期は痛みなどを伴い、子供が嫌がる原因にもなりますので、生後半年などの早すぎる時期は避けた方が良いです!
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親が絶対にやってはいけない事!
息子の包茎を心配するあまりやってはいけない事を、実はやってしまっている場合があります!
最初の方で説明したようにこの時期は、皮と亀頭の癒着が少しはがれる時期でもあるので、この時期にむいてあげる事で癒着がはがれるのを手助けしてあげるイメージです!
この時絶対にやってはいけない事があります!
※親が無理にむく事で癒着がはがれ、出血を伴ってしまう場合があるので注意して下さい。またこの時激痛を伴いますので、絶対に無理にむくことはいけません!
例えばささくれが分かりやすいかもしれせん!
ささくれを無理に引っ張ると、皮がむけてしまい血が出ますよね?しかも結構痛いです(>_<)
あれの10倍くらい痛いです…
大人でも泣くレベルです…
あれがおちんちんで起こっているのと同じです(>_<)
実はこの記事を書いているume自身も、無理やり皮をむかされた経験がある一人ですが、あの痛みは二度と経験したくないです(泣)
おちんちんから大量の出血と言う状況はショックでしたし、自分のおちんちんはどうなってしまうんだろうという不安と恐怖がありました…
こういった経験をさせないように無理やりにむくのでは無く、痛みを伴わないようにしましょう!
あくまで皮と亀頭の癒着が自然にはがれるのを、親がむいてあげる事で手助けすると考えて下さい!
大事な事なので何度も言いますが、あの痛みはトラウマ級の痛みを伴いますので、とても辛いですよ(>_<)
親が無理やりむいた事が原因で起こる事
先程親が無理やり皮をむくのはやめましょうと伝えましたが、親が強制的にむいてしまった事が原因で起こる怖い事例があります
例えば親が無理やり皮をむいて、その皮が元に戻らなくなってしまう場合があります。
元に戻らないと亀頭の根本で皮が引っかかってしまい、うっ血してしまいます。このままの状態が続くと炎症の原因になってしまいますし、最悪壊死の危険だってあります!
うっ血が続かないように、緊急の手術が必要になってしまうかもしれません!
また 無理やり皮をむいて血が出た場合、その傷に菌が入り込み感染症を起こしてしまう可能性もあります(>_<)
皮のむきかた
親が子供のおちんちんの皮をむく場合、2つのがポイントがあります!
①いきなり・無理やりにはせずにちょっとずつ慣れさせること
②皮がむけた後は皮を戻す(炎症を起こさない為に)
一度で完璧に包茎が解消するのでは無いので、時間をかけて少しずつやっていくのがコツです!
将来を心配するあまり親が強制的に包茎では無い状態にしたとしても、デメリットの方が多く子供にとっては良くありません!
母親で皮をむくことに抵抗がある人は、お父さんに協力してもらうと良いです!
男性の方が包茎の問題に対して知識もありますし、何といっても歴が違いますからね(笑)
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むきむき体操で上手にはがしてあげましょう!
皆さんはむきむき体操ってご存じですか?
名前から分かると思いますがおちんちんの皮を亀頭からはがすために考えられた方法です!
1994年に神奈川県の厚木病院の岩室紳也先生が始めた体操です。日本では子供の包茎に対する知識や教育もあまり一般的ではなく、包茎手術もあまり推奨されていない事もあり、このむきむき体操が特に注目されています!
むきむき体操のやり方
現在ではむきむき体操も教える所によって多少の違いはありますが、大まかなやり方はこうです!
①包皮を根元に向かってずらしていく(無理には絶対にやらない事)
※回数は多い方が良い
②亀頭の顔が出ようとするところで徐々に広がってくる
※出血するくらい強くしない事が大切
③亀頭部を触るとちょっと痛い
※触り続ける事で次第に痛く無くなってくる(多少の我慢も必要)
④亀頭と皮の癒着を1ミリ位ずつはがしていく
※血が出ないように少しずつやっていき、長い目で取り組む。無理は絶対禁物!
⑤皮が戻らない場合は亀頭を20秒~30秒くらい優しく潰す
※亀頭が小さくなり戻しやすくなる
⑥亀頭部が顔を出したら綺麗に洗ってあげる
※皮と亀頭の間を清潔に保つため
この1~6の流れでやっていきましょう。この時も無理は禁物で根気強くやっていく事でむきむき体操が上手にいきますよ(^^)/
正しい教育をしてあげる大切さ
日本では性教育自体があまり進んでいなく、ある意味タブー視されている側面もあります!
正しい教育がなされていないために、親自身が正しい知識を持っていないのです。このため子供に正しい教育が出来ていません(>_<)
さらに包茎などの問題は知り合い同士で話し合う機会も少なく、こういった背景からなかなか正しい知識が身につかない原因となっています!
性教育や包茎の問題は決して恥ずかしい事では無いので、子供はもちろんママ友などに正しい情報を共有してあげましょう(^^)/
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まとめ
包茎の問題は女性にはなかなか分かりにくく、正しい知識を持っている人が少ないのが現状です
日本独特なんですがこういった問題に対して話してはいけないと言う、昔ながらの雰囲気が未だにあって、正しい教育が出来ていません!
間違った情報が多く良かれと思って取り組んでいた事が、実は逆効果だったという事が多いです!
間違った情報をもとに取り組んでいたことが原因で、病気になってしまうなんて言うリスクも抱えていますので、正しい情報で正しく実践していく事が重要です!
この記事で紹介したむきむき体操はお医者さんが推奨していて、全国の親御さんが実践している非常に有名で実績がある方法です!
子供は生まれて来たときみんな包茎であるのが普通で、年齢と共に徐々に癒着がはがれていくのが自然のながれです!
大人になって困らないように親が手を貸してあげる事で、子供の将来の為になるのです!
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