こんにちはumeです
今回の記事はがんの早期発見にとても役立つ話題を紹介します!
10月3日のめざましテレビでも紹介していたのですが、がんの早期発見に役立つ技術が実用化されそうだと紹介していました!
線虫と言う虫を使ったがんの早期発見のための技術です
この線虫を使った方法が確立すれば、がんの早期発見に非常に貢献してくれるとても素晴らしい技術なので是非覚えて下さい!
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がんは早期発見が大事
近年芸能人の間にもがんが原因で闘病している方や、残念ながら亡くなる方も増えてきているのが現状です!
近年の死亡原因の上位はがんとなっており、心疾患と常に上位に位置しています。がん患者の人数も昔に比べ非常に高くなっています
記憶に新しい所では市川海老蔵さんの奥さんの小林麻央さんが亡くなったのが印象深いかと思います…
心からご冥福をお祈りします
一昔前のがんの印象は高齢の方がかかる病気とのイメージが強かったですが、近年は10代や20代の若い世代でもがんになる事が多いです!
このように若いからといって安心できない病気なのですが、ここで大事になってくるのが『がんの早期発見』なのです!
がんのステージ
がんには進行具合によってステージ分けされています
一般的にステージ1→ステージ2→ステージ3→ステージ4と数字が大きくなるにつれてがんの進行具合が進んでいる状況です
がんの出来る場所にもよるので一概には言えませんが、近年の医療技術の発達のおかげでもしもがんになったとしても完治する可能性が上がりました!
ステージ1の早期発見ならばほぼ治る時代ですが、ステージ3や4の様な進行度が高い場合は完治の可能性が低くなっていきます
実は人間の体の中には毎日がん細胞が出来ているって知ってましたか?健康体の場合はがん細胞を免疫がやっつけてくれるので病気にはならないのですが、免疫細胞の力が弱くなってしまうとがん細胞の方が勝ってしまい病気になるのです!
早期発見のカギは線虫という虫
とても意外なのですが、がんの早期発見に役立つのが【線虫】と言う虫なのです!
どのように検査するかと言うと、線虫が入った容器に尿を一滴入れるだけでがん細胞の有無を判断出来るというものです!
『なんでがんの早期発見に虫が関係するの?』と思うかもしれませんが、線虫の特徴を説明しますのでそちらを見れば分かりやすいと思います!
線虫の特徴
- 土壌などに生息している体長約1ミリ程の非常に小さな虫
- 非常に優れた嗅覚を持っていて、嗅覚は犬以上
- 健康な人の尿からは逃げる性質がある
- 反対にがん患者の尿に含まれる尿の匂いに近づく性質がある
簡単に検査方法を説明すると検査用の容器に検査対象の尿を1滴たらします。その尿の匂いに近づくか近づかないかの違がいでがんがあるかどうかを判断するわけです!
このようにがん患者の尿の匂いに反応する特徴を生かして早期発見につなげる技術なのです!
この検査方法を【N-NOSE】(エヌノーズ)と言います
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N-NOSEの利点
このN-NOSEの利点は尿一滴でがんの有無を判断出来てなおかつ精度が高い事です!
現時点で線虫が反応するがんの種類は大腸・肺・胃・胸(乳がん)・肝臓・すい臓などを含めた10種類以上だそうです
そしてこのN-NOSEの凄い所は的中率が高く、その的中率は約8割にものぼるところです!
※10月現在ではまだ実用化されていませんが、来年の1月からの実用化開始で費用は一回約1万円だそうです
N-NOSEのこれからの課題
N-NOSEのこれからの課題はがんの有無は判断出来ても、体のどこの部位にがんが出来ているかを判断できないところにあります
まだ研究の余地があるとの事なので近い将来課題を克服したN-NOSE検査が確立するかもしれませんが、的中率が現時点では100%では無いので、N-NOSEの検査を受けて異常が無いと判断されても、低確率で外れてしまう事もあります!
まとめ
今回はがんに関する話題を紹介しました
umeは数年前に母を大腸がんで亡くしました。がんが発覚した時はステージ3の後半にいる状態だとお医者さんに言われました
1年半近く闘病しましたが完治できずに悔しい思いがあります。双子が生まれて半年後に亡くなってしまったので、孫とほとんど遊ぶ事も出来ませんでした
この記事を書きながら『あの当時にこの検査方法が確立されていたらなぁ』と強く思いました。もし早期発見出来ていれば母も亡くなっていなかったのではのかと思います
人間はいつかは亡くなってしまいますが、このブログを読んでいる方が私の様な体験をしないことを心から願っています
N-NOSE検査を国民一人一人が毎年無料で受けられる、そんな未来が待っていてくれる事を期待しています
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます!