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クラス替えで担任に配慮をお願いする時に大事なポイントのまとめ

こんにちは!

学校生活の中で、クラス替えは子供にとっても大人にとっても、良くも悪くも一大イベントで、皆さんも思い出すだけで緊張してきませんか?

 

担任からクラス替えがあると聞いた日の夜は、ドキドキとワクワクが入り混じり、いろんなお願いを神様にしましたよね。

 

  • 「次のクラスでも仲良しの友達と一緒になれますように」
  • 「大好きな○○君と隣同士に慣れますように」
  • 「○○ちゃんって正直怖いから、どうか〇〇ちゃんだけとは一緒になりませんように」

 

こんなお願い、皆さんも1度はした経験があるんでは無いでしょうか!

 

こうした一般的なお願いがある一方で、不登校の子供を抱えている、登校はしているけれど保健室登校をしている。そんな切実な悩みを持っていて、子供のクラス替えにについて要望がある親もたくさんいます。

 

子供が登校に問題を抱えている場合や、いじめなどの問題などで特定の生徒とは一緒にしないで欲しい。または『○○ちゃんと一緒ならうちの子供も学校に行けるから、クラスを一緒にしてほしい』など、クラス替えを行う際に、担任に配慮をしてほしい場面があると思います。

 

ですが、クラス替えって親が口を出しても良いのかな?親の意見が反映されるなんて事があるの?と疑問に思うと思います。

 

今回は、クラス替えが行われる際、担任に『配慮して』と要望を出すことができるのか、担任に言うのは気が引けるけど、配慮をお願いしたい場合の例文を紹介していきたいと思います♪

 

せひ参考になさって下さい!

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親がクラス替えに要望するのってありなの?

クラス替えに親が口を出すのって、すごく気が引けますよね。クラス替えは学校が決める事だから、親が言ったって無駄と諦めモードの保護者の方もいるかと思います。

 

結論から先に言いますとクラス替えに対して親は【配慮して欲しい】とお願いする事は出来ます!

 

配慮してと言うのは気が引けるかもしれませんが、言うのは全く問題がありませんので安心して下さい!

 

ただし担任に配慮をお願いする事は可能でも、それが親の望んだ通りに叶うのかは全く別の話しなので、希望する配慮が通るかは分かりません。

 

こう聞くと、『なんだ。希望が通らないなら言っても意味ないじゃん』と考えるかもしれませんが、ちょっと待って下さい。

 

クラスに配慮して欲しいのは何故か?配慮して欲しい内容によっては、親の希望が通る事もあるんです!

 

具体的に、叶えられやすい要望というものはどういった理由が多いのか、詳しく見て行きましょう。

要望が通りやすいパターン

クラス替えの際に親の希望が通りやすいケースとして、特定の生徒と異なるクラスになることを希望する場合が挙げられます。

 

例えば、特定の生徒からいじめや嫌がらせを受けている。過去にその生徒とトラブルがあった場合など、同じような理由があれば、クラスを分けてもらえる可能性が高くなります。

 

教師としても、生徒同士のトラブルを未然に防ぐことが重要と考えています。事前に相談があったにも関わらず、クラス替えで適切な配慮がなされなかった場合、担任や学校の責任問題にも発展しかねません。

 

ですから、いじめや嫌がらせの様な明白でしっかりとした理由があれば、クラス替えの際に希望が叶う可能性はかなり高くなります。生徒一人ひとりの安全と心の健康を守るためにも、担任も十分に配慮してくれるはずです。

配慮して欲しい理由を具体的に説明する

いじめや嫌がらせの様な事案がある場合、クラス替えの際に親の要望が通りやすいと紹介しましたが、要望を通すにはもう一工夫あった方が、学校側に要望が通りやすいです!

 

実際、学校生活を送っている中で、教師や学校側はクラスや学校で起きた事を把握しています。ただしこれはあくまでも学校内で起こった事を把握しているに過ぎません。

 

教師の目が届かない塾や習い事でのトラブル、スマホ世代で多いSNS上のトラブルなど、学校で起こっていないトラブルに関しては、学校側も把握のしようがありません。

 

生徒同士、学校では仲がいいように見えても、塾では全く違う場合だってあるという事です。

 

教師が目の届かない場所でのトラブルなどがある場合、具体的に学校側に伝える様にしましょう!

 

教師の目の届かない部分でのトラブルは、クラス替えの時の参考にされやすく、プラスαの役目を持っている事をしっかりと覚えておきましょう!

担任には伝える手段はどうしたら良いの?

担任に伝える方法は特に決まりがありませんので、どんな形でも構いません。最近は学校専用のLINEがあるかと思いますので、そちらを使っても良いかもしれません。

 

小学生の場合、連絡帳によって教師と親とのやり取りをしているパターンが一般的ですので、連絡帳を通してクラス替えについて相談したいという事を伝えるのも効果的です。

 

電話や手紙でも構いませんし、面談時に相談してみるのもおすすめです。大事なのは伝える手段では無く、学校側に適切に正しく伝わっているかどうかです。

 

【いじめや嫌がらせがある】などの様に、明確な理由をしっかりと伝える様にしましょう!

 

明確な理由も無く、『○○ちゃんとは何年もずっと一緒のクラスだったから、今度も一緒のクラスにしてほしい』の様な理由では、単なるわがままと捉えかねられず要望が通りにくい為、おすすめいたしません。

 

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要望はどの先生に伝えるのがベストなのか

クラス替えの際の要望は、どの先生でも構いませんが、まずは担任に相談するのがベストです!

 

実際は担任の先生でなくても副担任の先生でも構いませんし、学長だって構いません。極端に言えば校長先生に相談するのだってもちろんありです!

 

ただし、いきなり学校に行って校長先生と話しが出来るのは、正直言って現実的ではありませんので、担任の先生か副担任の先生に話しをするのが一番の方法ではないかと思います。

 

担任の先生の方が、お子さんの学校内での様子を一番把握しているからです。

 

もし担任や副担任の先生に話しずらい場合は、スクールカウンセラーに相談し、相談の中で学校に対する要望を伝えるのも1つの手です!

 

お子さんの事ですぐ相談できるような関係性を、学校側と築く事が大事なポイントで、常日頃からお子さんの様子や気になる情報など、担任の教師または副担任の教師と共有出来ている関係性が築けていればベストです!

クラス替えは3学期に入ったあたりから検討が開始される場合が多いので、できるだけ余裕をもって相談することが大切で、タイミングが大事です。

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配慮をお願いするのに最適な時期はいつ?

教師にとって3学期といえば年度末の真っ最中で、教師はとても忙しく、クラス替え以外に対応しなければいけないことが多いんです。

 

年度が替わるギリギリに相談したとしても、親の要望に応えられない、配慮できない場合が増えてしまいます。クラス替えは生徒1人や2人の問題ではなく、学年全体の生徒の様子などを考えたうえで、どうするか判断されます。

 

そこに親側の要望に配慮するとなると、ほかの生徒を巻き込んで大掛かりなクラス編成に取り組まなければいけません。

 

こうした点から考えると、できるだけ余裕を持たせて学校側に相談するのがいいでしょう。具体的には12月中には教師に対して、クラス替えの際に配慮してほしいと伝えておくと、ベストです!

要望が必ず通るとは限らないことを理解する

教師はクラス替えの際に親の要望は顧慮してクラス替えを行いますが、内容によっては要望を叶えるのが難しいパターンも存在します。

 

いじめのように明確な理由なしに、親の安易な要望は通りにくいと考えておいて間違いありません。

 

では具体的にどういったパターンでは親の要望は通りにくいのか、具体的なケースを見ながら詳しく見ていきましょう。

 

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要望が通りにくいケース①

【仲が良い友達と違うクラスになるのはかわいそうだから】といった理由は、なかなか聞き入れてもらえないのが現状です。こうした理由が通らないのは、特定の生徒ばかり一緒にいることが無いように、学校側は考えるからです。

 

学校側は出来るだけたくさんの生徒と交流を持ってほしいと考えているので、他の友達も作ったほうがいいだろうということで、単純に仲のいい友達と一緒にして欲しいという要望は、100パーセントに近い確率で通らないと思ったほうが良いでしょう。

 

ただし、不登校気味で特定の友人がいないと登校に不安を抱えている身体的に不自由な部分があり、それを手伝ってくれる生徒がいるなどの明確な理由があれば別で、特定の生徒と一緒になることが多いです。

 

ポイントとして、明確に必要性がある理由があれば特定の生徒と一緒になる場合が多いですが、明確な理由がなく【仲良しだから】のような軽い理由では、要望は通らないと覚えておきましょう。

要望が通りにくいケース②

これは教師をしている同級生から聞いた話しなのですが【○○君と1年生の時から付き合っているから、次の学期でも同じクラスにして欲しい】と要望があったそうです。

 

このように好きな異性と一緒にして欲しいといった要望は、かなえられる可能性が低いです。

 

現に同級生も、親からこうした要望を受けることが多いそうですが、今まで要望に応じたことは無いそうです。こういった理由は、ある意味わがままを通してほしいだけのお願いなので、こういった要望を聞いていたらきりが無いわけです。

 

もちろん気持ちは汲んでくれるとは思いますが、現実に実現する可能性は低いと思っていて間違いありません。

要望が通りにくいケース③

クラス替えで意外と多い要望が【担任は○○先生にしてほしい】といった、特定の先生を担任にしてほしいといった要望です。

 

私も子供がおり、○○先生が担任だったらいいなと妻と会話をした経験があります。

気持ちは良くわかるのですが、こういった要望も聞き入れてもらうのは難しいです。

 

例えば、男性の先生に怒られた経験から、男性の先生だと委縮してしまい、不登校気味である、体調が落ち着くまで可能であれば女性の担任を希望したいなどの場合であれば、学校側も配慮する可能性はありますが、好きな先生が担任であってほしいといった理由では、学校側もなかなか配慮をしてくれないでしょう。

クラス替えで配慮してほしい時に伝える大事なポイント

記事の前半でも説明しましたが、大事なことなのでもう一度おさらいしておきましょう。

 

学校側に配慮してほしいということを伝える際は、以下の点に気を付けて要望を伝えるようにしましょう!

 

  1. 配慮してほしい明確な理由を伝える
  2. 具体的な例を挙げて先生にわかりやすいように伝える
  3. 教師が把握しにくい学校以外での心配な点を伝える

 

『○○ちゃんと一緒にいたいから』『○○ちゃんが嫌いだから』のような気持ちは、集団生活では誰しも持ち合わせる感情です。こうした安易な理由は配慮すべきケースに当てはまらない事は、冷静に考えると分かるのではないでしょうか。

具体的に伝える事の重要性

大事なポイントを掴んだうえで、具体的な例文を紹介していきましょう。

 

いきなり先生と話すのが難しい場合もあるかと思いますし、親と先生の都合が合わない場合もあるでしょうから、連絡帳や手紙で連絡する場合に特に役立つように例文を紹介していきます。

 

配慮をお願いする際の参考にしてみてください。

具体的な伝え方①

例文)

いつも○○がお世話になっております。

今回ご相談したいことがありまして、こうしてお手紙を書かせていただきました。

最近○○が家でふさぎこむことが増え理由を聞いたところ、○○君のグループからいじめを受けていると教えられました。

3か月ほど前からいじめが始まったようで、内容も少しずつエスカレートしているのが現状のようです。

本人も学校に行きたくない気持ちになりながらも、今は必死に頑張って学校に行っている状況です。

ですがこのままではいつ不登校になってしまうんではないかと、毎日心配しております。

クラス替えに親が口を挟むのはおこがましいのを十分に理解したうえで、次期のクラス変えの際は、○○君のグループと一緒のクラスにならないように配慮をお願いできませんでしょうか?

たくさんの生徒さんがおり、わたくしの子供を優先することはできないのは分かっていますが、是非配慮をお願い致します。

 

このようにあくまでも先生に答えを求めるようなスタンスで【一方的なお願いで先生にご迷惑をかけてしまうのですが】と先生にも配慮した内容で伝えるといいでしょう。

具体的な伝え方②

例文)

お忙しい中お時間頂きありがとうございます。

先生もご存じの通り、娘は学校に通うのが難しい状況で、あまり学校に行けておりません。

学校に行けた時は、○○ちゃんとだったら話せるらしく、幾分か気持ちも落ち着いて授業を受ける事が出来る言っておりました。

○○ちゃんとは塾でも一緒で、帰り道も一緒に帰ってくれることが多く、○○ちゃんには、娘も心を許しているのかなと感じます。

○○ちゃんと一緒にいると他の○○ちゃんも来て話す機会があるらしく、この2人の事を家で話してくることが多いです。

こちらの要望で恐縮なのですが、この2人と一緒のクラスになるようにご配慮をしていただけませんでしょうか?

もし2人が無理ならば、どちらか1人でも一緒であれば娘も心強いのではないかと思いますし、娘本人も『○○ちゃんたちと一緒だったら安心するんだけどな』と言っています。

一方的なお願いになってしまうのは申し訳なく感じますが、先生皆さんでご配慮を頂けると幸いです。

お忙しい中かと思いますが、どうぞよろしくお願いたします。

具体的な伝え方③

お世話になっております

今回お願いしたい事がありまして、お時間をいただいております。

クラス替えについてご配慮をお願いしたく、メールさせて頂きました。

息子と同じクラスの○○君が『一緒に帰ろう』としつこく迫ってくるようで、息子が嫌がっております。

最初はやんわりといなしていたそうですが、息子が○○君と一緒に帰らないと腹を立てるらしく、息子に意地悪をして来るそうです。

息子が他の友達と遊んでいる時も、強引に割り込んでくる事も多いと言っていました。

家で息子は『○○君とは一緒に帰りたくないけど、クラスが一緒で帰る時間が同じだから無理なんだよね…』と言って悲しそうな顔をする事が多くなり、親として非常に心配しております。

このままでは息子が他の友達と仲良くする事も難しいでしょうし、他の友達と遊べなくなってしまうのではないかと気をもんでおります。

次のクラス分けでも○○君と一緒のクラスですと、今の状況から逃げる事が出来ませんので、次のクラス分けでは○○君と違うクラスにしていただけないでしょうか?

無理なお願いではあるかと思いますが、何卒ご配慮をいただけますと息子も安心して登校できるのではないかと考えております。

是非ともよろしくお願いいたします。

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まとめ

クラス替えは新しい友達を作ったり、新しい環境に身を置く事で成長を促すことが本来の目的です。その為に学校はクラス替えを行い、新しい環境で生活させます。

 

ですが特定の生徒からのいじめや嫌がらせ、学校以外で折り合いが悪い、不登校気味で友達が少ないなどの理由で、学校側に【特定の生徒と一緒にして欲しい】【特定の生徒と一緒のクラスにしないで欲しい】こういった配慮が必要な場合があります。

 

親としては、クラス替えに口を挟んで良いものかと考えがちですが、配慮をお願いする事はいけないことではありません。むしろ親御さんしか分からない事もありますし、明確な理由でクラス替えに配慮をお願いする事はやって構いません。

 

もちろん、『深い理由はないけれど、仲の良い友達と一緒のクラスにしてほしい』の様に軽い気持ちで要望を出すことは避けるべきですし、仮に要望を出したとしても通る事は無いでしょう。

 

明確な理由があり、子供の学校生活に難がある状況になってしまわない様にする為なら、学校側も親も子も皆が幸せになりますので、要望を出して配慮してもらいましょう。

 

最後に抑えておきたいポイントをおさらいしてみましょう!

 

クラス替えに配慮をお願いしても構わない

・いじめなどの明確な理由があるなら学校も配慮しやすい

・伝え方は手紙やメールでも構わないし、決まった形式は無い

・配慮をお願いするのは特定の先生でなくても構わない

・配慮をしてほしい理由は具体的に伝える

・出来るだけ12月中に伝えておく

 

上記のポイントを押さえておけば、親御さんもクラス替えについて心配事が少なくなっていくのではないでしょうか。

 

この記事が参考になれば幸いです!

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